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DX=Digital Transformation News Radio インサイト(気づき)

「音声配信」第4回:音声版事例紹介 ベルリッツ・ジャパン様に聞くDX人材やビジネスリーダー像

皆様、こんにちは!
BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES
代表の塩谷です。

さて、先日、「お客様事例のご紹介」ページを公開させて頂きましたが、新たな試みで「事例連動型の音声配信」も公開させて頂きました。

「音声配信」:第4回 ベルリッツ・ジャパン様に聞くDX人材やビジネスリーダー像
※上記の音声配信タイトルをクリックすると音声配信のstand.fmに移動します。

ベルリッツ・ジャパン様の事例紹介のURLは下記のタイトルをクリックしてください。

事例紹介:ベルリッツ・ジャパン様の事例紹介

ベルリッツ・ジャパン株式会社のITIC部 阿久津部長、人事部 小田課長が課題や、DX人材像やビジネスリーダー像などについて語って頂いています!

事例紹介ページでは語り切れなかったお話を、その場に同席している感覚でお聴き頂けますと幸いです!

阿久津部長、小田課長、改めましてお話をお聞かせ頂きまして誠に有難うございました!

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DX=Digital Transformation Radio インサイト(気づき) デジタル人材 研修

2000年生まれのデジタル世代が間もなく社会人に!経営資源として有効活用出来るか否かは経営者次第?

皆さま、こんにちは!
ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ
代表の塩谷
です。

前回は、

DX戦略を、思い切って最初は180度 真逆から考えてみては?

について話してみました。
※上記タイトルをクリックすると前回の投稿をご覧いただけます。

さて、今回はデジタル人材を活かすも殺すも経営者次第というお話を致します。

早いもので2021年も残すところ2.5ヶ月。気が付けば2000年も21年が経とうとしています。

そして、気が付けば、当然、2000年生まれの人達が社会人として世の中に出てくる時が到来です

少し自分を振り返ると、IT業界で90年代に働き始め1998年頃から「2000年問題」が取りざたされ、その対応に絡む案件が増えてきたことを覚えています。

そして2000年に入り8年後にはiPhoneが世の中に現れました。2000年生まれの子供が8歳ですね。

考えてみてください。「おぎゃー!」と2000年に生まれた子供達の家には、既にデジタル家電、パソコン、携帯などが当たり前にあった環境だったでしょう。

彼ら世代は「デジタル」という言葉は空気同様に当たり前に存在していて、意識して「デジタル化!」と発する言葉ではない世代と言えませんか?

実は、先日、2000年生まれの大学生の甥っ子から、こんな質問を受けました。

甥:「おじさん、就活ではやっぱりDXとかって言葉は意味を知っておいた方がいいの?」

私:「え? まぁ、最近の流行り言葉だからなぁ。一応意味は知っておいた方がいいとは思うよ。聞かれるかもしれないから」

甥:「そうなんだ。しかし、デジタル・トランスフォーメーションって言うけどさ、企業ってそんなにデジタルを求めてるの?」

私:「? どういう意味?」

甥:「先輩が入社した会社では営業のデジタル・トランスフォーメーションとかいってSalesforce入ったらしいけど、それってそんなに特別なことなの?」

私:「いや、IT業界にいるとそんなんの普通なんだけど、まだまだそこまで進んでいない企業が日本には沢山あるんだよ

甥:「なんかおかしいよね。だって、高校時代から当たり前にOffice365を使ってたし、大学に入学したらOffice365でレポート作成して課題提出してた。それにサークルではGoogle Drive使って写真アップしてたしZoomでゼミのミーティングをやってたよ。それにさ、俺、キャンパスには大学1年しか通ってなくて、2年生から今日までオンライン授業でディスカッションとか課題提出とかを教授と行っているからデジタル使うって当たり前なんだよなぁ。LINEも友達や家族で普通に使ってやり取りしてるし。そもそも家に電話無いし。パソコンはキャンパスのを利用するから自宅に無いんだよなぁ。」

さて、経営者の皆さん、人事部門の皆さん、この会話を聞いてどう思いますか?

この様な2000年生まれの世代が入社してきます。経営者の皆さんはこのことをどれだけ深刻に受け止められていますか?

デジタルを意識することなくプライベートな時間や学業で使いこなす世代が入社してきます。

その彼らに対して

「あなたの企業はどの様な人材育成を行いますか?」

3年前の新人研修と同じ研修内容ですか?
昔から変わらない社内業務ルールを叩きこみますか?
その前に、その業務ルールを見直せませんか?
デジタル化出来ませんか?


私なら新入社員の人達に社内の紙ベースで行っている各種業務プロセスの改善検討をさせます!

なぜなら、その方が、過去の慣習や組織間のしがらみ等を気にすることなく、あっという間に世の中のデジタルツールを活用した沢山アイディアを出してもらえる可能性が高いからです。

そして何よりも、彼らはデジタルを空気の様に意識していないので「さぁ、DXやるぞ!」ってことなく自然なアイデアが出てきます。問題解決のアプローチ方法やプロセスは後からコーチイングすれば良いのです

折角、2000年生まれで自然とデジタル環境で育った学生を採用したものの、入社後に行う研修内容によってアナログ人材にダウングレードさせてしまうリスクはありませんか?

2000年に生まれたデジタル世代の新入社員を受け入れる側も、当然デジタルを当たり前に活用して事業、業務が行われていなければ以下の二つの事象が起き始めます。

  • 愛想つかして転職される
  • 仕事とプライベートを分けて考える様になり、仕事にデジタルを活用しようとしなくなるか、諦めて仕事をこなすのみとなる。※デジタル世代を有効に活用出来ない。

    私は昭和生まれで社会に出たのは平成最初の頃の昭和の香りが色濃く残っている時代です。あれから30年近く過ぎました。IT業界の初期に働き始めた事でテクノロジー面での進化を体感する機会に恵まれました。

    しかし、テクノロジーは進化しても多くの企業では、企業文化が旧態依然としている印象が拭えません。そんな50歳の私も2000年生まれの人から見たら化石でしょう。

今は令和です。2021年です。2000年から21年経ちました。でも、デジタル化が進まない企業が多くいることが、このコロナ禍の2年で露呈しました。

改めて思います。。。

 「2000年生まれのデジタル世代の社会人が、今後どんどん入社して来ます。この経営資源であるデジタル人材を活かして組織を変革出来るか出来ないかは、経営者のみなさんの問題意識次第です!」

最後に、2000年生まれの学生達(大学3年生)が、大学1年生と話すと「彼らは別の人種だと感じる」と言っていました。

わずか2,3歳の差でもデジタル格差があり進化のスピードが違うことを意識して、企業側は新入社員を受け入れましょう!

今回も、ここまでお読み頂きまして有難うございました!

音声配信も開始しました!
基本的にブログ連動型で15分から20分以内でつらつらと話しております!

音声配信リンク:
BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES RADIO 
↑こちらをクリックするとstand.fmに移動します。

お問い合わせはこちらからどうぞ!

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DX=Digital Transformation Radio インサイト(気づき)

【音声配信】第3回:DX戦略ではデータは経営資産です。ただ集めても宝の山にはなりません。

皆様、ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ
代表の塩谷です。

さて、今回で第3回目の配信となります。
今回は8月に投稿したブログと連動しております。

投稿したブログは以下のタイトルからどうぞ!

「DX経営戦略では、データの経営資産化が大事だけれど。。。そもそも社内にあるデータは宝の山ですか?」エピソード1

「DX経営戦略では、データの経営資産化が大事だけれど。。。そもそも社内にあるデータは宝の山ですか?」エピソード2

今回も、色々と語っております! 約19分間の配信です。

stand.fmリンク:
  【音声配信】第3回:DX戦略ではデータは経営資産です。ただ集めても宝の山にはなりません。 

今回も、元放送作家からのアドバイス通り、初回配信より3倍テンション上げてオープニングから頑張っております!

少しは硬さが取れてきたと思いますw

やっぱり、ひとり語りは難しいですね。。。
早くゲストを招待するべく交渉開始しております。。。

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DX=Digital Transformation Radio インサイト(気づき)

DX戦略を、思い切って最初は180度 真逆から考えてみては?

皆さま、こんにちは!
ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ
代表の塩谷です。

前回は、

「日本企業はDXを我が社もやらなきゃ!という強迫観念に駆られてDX戦略に取り組んでいないか?」

でした。

さて、今回は

「DX戦略を、思い切って最初は180度真逆から考えてみては?」

と思い切ったことについてお話してみたいと思います!

では、始めましょう!

DX戦略の進め方については世の中多くのイベント、セミナーが開催されて、その道のエキスパートの方々によって語られていますよね。

この人たちが全員集まって日本企業の数社を担当すればDX戦略が成功すること間違いないのになぁと真剣に思います。

しかし、このエキスパートの方々が全ての企業のDX戦略を支援するなどは到底無理な話です。

やはり、多くの中小企業、特に地方の中小企業の方々については自力でDX戦略を考えないとなりません。

「うちは、大手じゃないからなぁ、社員数も少ないし、DX?なんて必要ない」

「うちにはデジタル人材なんて採用出来ないよ。地元にもいないしね。みんな若手は東京に行っちゃうよ。」

先日、東北地方の某企業経営者の方々から聞いた言葉です。

       この思考は完全にアウトです! 

と、忖度なく言ってしまうといけませんね。すみません!

普通に考えてみて欲しいのですが、世の中のほとんどの企業はデジタルの道具を利用して業務が行われています。

先日訪問させて頂いた東北地方の酒蔵様でも何百年の歴史はあるもののデジタルを今後は活用していかないと後継者探しが困ると言っていました。

その酒蔵様の場合には、お酒を造る工程にデジタルを活用したいというご相談でした。でもどこから始めたらいいか分からないと。

大手企業でDXをご検討されている方も、中小事業でDXをご検討されている方も、

「あー、DX検討に行き詰まったなぁ、どう突破したらいいかな?」

と思われたことありませんか? 国内外の大手ITベンダーに声をかけて「DXの事例を幾つか持ってきてください」と連絡されたことがある方も読者の中にはいらっしゃるかもしれませんね。

その時に、持ってきてくれた事例を聞いてどう思いましたか?

例えば。。。あるITベンダーから海外の事例を持って来てこんな事例を説明したとしてます。。

「弊社のDX事例としましては、北欧の漁業において事例がございます。弊社のAI技術を活用したエッジAIのセンサーをはえ縄に取り付け、ソナーによる魚群探知に加えて、より海の中の状況を正確に漁船側で把握することで、はえ縄の高さを変えたり、漁船の位置を適切に移動させ漁獲の精度を高めるための漁業のDX戦略のご支援をさせて頂いております。その技術ですが。。。」

と、自社の優位性を延々と説明し始めます。事例紹介依頼をした企業が漁業とは全く関係ない企業であっても。。。

海外の複数の某ITベンダーで働いたことがある私としては、ベンダー側の営業担当者の気持ちは痛いほど分かります。

なぜなら、日本のDX戦略は海外に比べれば三周以上遅れていて国内のDX事例が豊富にないので、海外本社から事例を集めてくるという行動を取るしかありません。海外のDX事例の方がキラキラしていますから。

一方、事例紹介を依頼した側からすれば「なんかとっかかりのヒントを得られるんじゃないか?」「自社のDX戦略のテンプレートが得られるんじゃないか?」そんな淡い期待を持っているかもしれません。

結論から言うと、そんな旨い話はありません!
※自戒の念も込めて申します。。。

示された事例に出てくる企業のDX戦略ストーリって経営者の意思決定力、企業文化、DX担当社員のスキル、ヒト・モノ・カネ、DX戦略プロジェクトに絡む外部パートナー企業とのチーム体制などなど、事例紹介資料には書かれていない要素があるからこそ出来ています。この書かれていない要素こそが大事なんですけどね。こういう情報は本当に資料には書かれていませんよね。

それを意識せずに提示されたDX事例をみて「なんか、うちも出来そうだ!」と思われる方はいないとは思いますが、失敗する可能性大です。

確かに、業界問わず、大手企業、中小企業問わず、共通してデジタル化した方が良い領域はあります。しかし、全く同じ結果を得られるかと言うとそうはなりません!!

だって、同じヒト・モノ・カネを持っているわけではないし、経営者の意思決定の際の判断基準も違います。

モデルさんの着ているお洒落な洋服と、持っているアイテムまで同じものを購入しても「あれ?なんか違うなぁ」となるとの同じです。※個人的には、そうじゃない人もいるので悔しい時がありますがw

そうなのです! 企業にも個性があるので、その個性に合ったDX戦略が必要なのですから、最初に自分達で考えるのことが一番大事なんです!!

だって、自分の会社のDX戦略検討課題なのですから、自分達で最初に課題解決に向けて考えることは当然ですよね? 最初から外部に任せてどうするの?って思いませんか?

ここまでの前振りにお付き合いくださいまして有難うございます!! 

そこで、私がデジタル人材を確保できない地方の中小企業の皆様に、DX戦略を検討する際のキッカケづくりとして、最初に自分達で下記の事をやって頂いています。

「現状と180度真逆からDX戦略を考えてみてください」

これだけです。

やり方はシンプルですが、一つだけ制約があります。

「実際に出来る出来ないは脇に置いて考えること」

具体的には、以下の様にDX戦略アイディアをどんどん挙げて行きます。その際に、現状と真逆に考えます。

現状=リアル
真逆=デジタル化

と理解してください。そして、以下の様にどんどん挙げて行きます。

  • 店舗販売業 → 無店舗で販売するにはデジタルをどう活用すればいいか? ※無人店舗ではないですよ、無店舗ですよ!
  • 営業が訪問 → 営業が一切訪問しないで、人を介さないで営業するにはデジタルをどう活用すればいいか?
  • 飲食店 → 注文受けから調理、料理運びまでデジタルを活用して一切人を介さないで楽しんでもらうにはどうしたらいいか?
  • 学習塾 → 教室に集合することなく、人間の講師も一切持たないで塾を経営するには、どのようにデジタルを活用すれば良いのか?
  • ごみ収集業 → 人的要員を全く使わずに、各担当エリアのごみ回収するために、どのようにデジタルを活用すれば良いのか?
  • 自動車ディーラー → 人的要員の全く介さないで車の営業を行うために、どのようにデジタルを活用すればいいのか? ※ホンダが始めましたね。
  • 社内業務 → 総務部門ぼ業務を全て自動化するためにはは、どのようにデジタルを活用すればいいのか?
  • 日常の買い物 → ネットスーパーで毎回注文することもなく、しかも配達時間の間待つことなくするために、デジタルをどう活用すればいいのか?※これ家電メーカー、建物ディベロッパー、小売店連携がヒント!
  • 乳幼児を持つ両親 → 赤ちゃんの泣きごえやおむつの状態を感知し知らせ、ミルクを自動的に適温で作ってくれるためには、デジタルをどう活用すればいいのか?

他にもいろいろある思います。これをワイワイガヤガヤしながら、とにかく固定観念を脇のいて、実現できる出来ない関係なし、どんどん挙げていくのがコツです。これがなかなか出来ない日本企業多いです!

ちなみに、海外の方と実際に行ってみたところ沢山のアイディアが出てきました。やはり、ディスカッションやブレーンストーミングなどへの慣れの違いでしょう。。。

次に、沢山出てきたアイディアから幾つかを選択して具体的検討に入ります。この時に大事なポイントがあります。

「デジタルとリアルのバランスを意識する」

です。

現実的な問題として、出てきたDXアイディアの中で完全にデジタル活用だけで実現できるアイディアは少ないでしょう。何かしらリアル(現実的)に対応が必要が領域が出てきます。

そこで。。。

「180度真逆=完全DX化から、少しずつリアルに近づけていく」

0度=リアル(現状)、180度=完全デジタル化と定義して、少しずつリアルな方向に寄せて行きます。

要は、デジタルとリアルのバランスを取っていきます。この時の取り組みの方向性があります。

「リアル(現状)のプロセスの可視化とデジタル化した場合のプロセスの可視化を行う」

必ず、人は何かを行う時には動機がありプロセスが存在しますよね。生まれたての赤ちゃんがいるご両親の場合、3時間置きの授乳とか、おむつ交換などのプロセスがあります。

なので、まずは、リアルのプロセスとデジタルのプロセスの可視化を行い、二つを上下に並べてどこのプロセスをデジタル化すればお母さんが短い時間でも安心して睡眠が取れるのか?皆で、可視化された二つのプロセスを見ながら議論していきます。

注意点がありますが、これをやり始めるとなぜか段々と180度真逆に振ったデジタル化のアイディアが出ていたのに、気が付くとリアル(現状)とあまり変わらないという状況になる場合が見受けられます

私がコーチ型コンサルティングでミーティングに参加させて頂く場合には、最初に課題に取り組んで頂いた後、一緒に伴走型で議論をリードしますが、これを読まれてご自身で取り組まれる場合には、

時々、リアル(現状)と変わらないという状況になっていないか振り返ってください。

DX戦略は「リアル」と「バランス」が大事です!! それによって生み出される価値が変わってきます

是非、日本から世界に展開されるDXが生まれたらと思います! 私としては地方から海外に広がっていくDX戦略がどんどん生まれて欲しいと思っています!

DXは都市圏企業だけが取り組む話ではないのです。

では、今回もここまでお読み頂きまして有難うございました!

音声配信も開始しましたので、お時間ある時にでも下記のリンクからアクセス頂きお聴き頂ければ嬉しいです!
二回目からはガチガチ間が無くなってます!

音声配信:
BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES RADIO

お問い合わせは「こちら」をクリックしてください!

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DX=Digital Transformation インサイト(気づき)

 「日本企業はDXを我が社もやらなきゃ!という強迫観念に駆られてDX戦略に取り組んでいないか?」

皆さま!
ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ代表の塩谷です。

このブログを青森県八戸市より書いておりますが、ここ数日、朝晩が冷え込むようになってきました。2週間前に来ましたが、一気に朝晩冷え始めました。今は大雨です。

ちなみに、明日はまた関東に戻ります。

前回は。。。

「地方と都市圏の経営情報の格差はデジタル化だけじゃ解決しない?「キッカケ」づくりが大事かも?」

でした。この2週間、八戸市にて地元企業の経営者の方などからお話をお聞きしましたが、本当に「経営情報の格差」を痛感しています。なんとかお役に立てるような方法を考えねば。。。

さて、今回は、

「日本企業はDXを我が社もやらなきゃ!という強迫観念に駆られてDX戦略に取り組んでいないか?」

というお話です。

それでは、今回も張り切ってまいりましょう!

,4年程前からデジタル・トランスフォーメーション(DX)に取り組むことを中期経営計画に宣言されている企業が多く目にするようになりました

そこで、皆さん、今、試しにグーグルで以下の様に検索ボックに入力してみてください。

「2019年 中期経営計画 デジタルトランスフォーメーション」

どうですか?実に沢山結果に引っ掛かってきましたよね。

検索結果をひとつひとつクリックして確認する必要はありませんよ!興味あれば別ですが。

表示された結果にはデジタルトランスフォーメーションという言葉が使われている部分が太字になってサマリーに表示されていると思います。

多くの企業が2019年からの2023年にかけて「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」に取り組むということを宣言されています。

(ちなみに、以前に投稿したブログでも触れましたが、DXという言葉は2004年にEric Stoltermanの論文で使われたのですが、今頃バズっています。。。)

ということで、気が付くと2021年も残り三ヶ月で終わります。中期経営計画でDX戦略に取り組むと宣言されている各社様のDXの進捗は、どこまで進んでいるのだろうか?

全く頼まれもしないのに、私は勝手に心配しています!笑

過去に幾つか投稿しているDX戦略関連についてのブログの中で、DXは社内向けDXと社外向けDXの二つに大きく分けられると書きました。

あくまでも個人的な予想でしかありませんが、多くの企業はキラキラした社外向けDXを考えて新たな事業を生み出す思いでスタートしたものの、思いのほか実験レベルで未だに試している状況という企業が多いのではないでしょうか? 検討だけで実験すら出来ておらず、やたらとAIとかIoTとか海外事例を調べまくっているレベルで留まっている企業もいらっしゃる企業もいらっしゃると思います。

一方、キラキラ系DX戦略なんて考えられないしなぁ、時間もないしなぁ。。。ひとまず、社内向けDX(システム化です)を幾つかやろう!そんな感じで社内業務の効率化をデジタルツールを導入という形で推し進めている企業も多くいらっしゃると思います。あ、あくまでも、私の見聞きした範囲でのお話ですよ!!!

私は、日本企業のDX戦略への取り組みを客観的に見ていて、最近感じることがあるんです。

ほんと言葉を選ばずに言うと。。。

「日本企業はDXを我が社もやらなきゃ!という強迫観念に駆られたDX戦略に取り組んでいるのではないか?」

ごめんなさい!! すみません!! 
でも、本気でそう感じるんですよね。

このブログを読まれている方の中でDX戦略企画を担当されている方や、経営層の方でDX戦略をどうしようかと考えられている方にお聞きします。

「なぜ、DX戦略をあたなの会社では行わなくてはならないのですか?」

「必用に迫られたからDX戦略を行っているのでしょうか?」

それとも、

「絶えず新しいデジタル技術を取り込んで経営力を高めたいので楽しみながらDX戦略を行っているのでしょうか?

「流行りだし、競合もDX戦略の取り組みを宣言しているから取り組んでいるのでしょうか?」

私は日本企業と外資系のIT企業数社で働いていました。ある米国のIT企業に在職していた時に米国本社との打ち合わせで現地の企業とDXについて話す会議に参加しました。

彼らがとても楽しみながらDXに取り組んでいることに衝撃を受けました。
※そもそもDXという言葉すら使ってなかったです!

彼らのディスカッションに参加していても、とにかくチームメンバーは各自の発想や発言内容が実現できる出来ないにかかわらず、どんどん放たれてチームで検討され「お、いいね、その意見と、その意見は後で直ぐにやってみよう」とアジャイルのプランを直ぐに話し合い、翌日にはスタートしていました。失敗してもOKだそうです。その方が考える要素が見えるので質が高められると言われました。そして、デジタルの世界だから失敗しても何度でもやり直せばいいと。なるほど、徹底的にアジャイルの考え方だなと。今から3年前の米国での会議に参加した時の経験です。

そして、その訪問した企業は米国の大手カフェ事業を展開する企業なのです。先方の責任者と会議後、カフェで雑談していたのですが、その時に話してくれた言葉が未だに私の記憶に残っています。

「マサシ、デジタルの世界とリアルな世界を行ったり来たりしながら、ちょうどよいバランスを探すのが大事なのさ。うちはカフェ事業だから100%デジタルにすることは目指していない。だって、人を相手にしたサービスだからね。デジタルを使った方が従業員もお客様も喜んでくれて、心地よいカフェの雰囲気と商品をバリューとして提供出来たらいいのさ。マサシ、バランスだよ」

えーっ! でも、米国の大手スーパーが無人店舗に取り組んだりとかしてるじゃやないか?と尋ねると、彼はこう返してきました。

「スーパーってさ、自分でスーパーまで足を運ぶよね。店内に入る時に自分でカートを持ってきて、自分で並べられた商品を見て回り、自分でカゴに入れるよね。そして、自分でレジで会計するよね。商品陳列を綺麗に飾っているけど、スーパーに訪れた買い物客はスーパーの倉庫内を歩いてレジに向かっているだけさ。セルフレジが無いところは店舗に入ったあと店員と接点もつのは、基本的にレジの時だよね。 彼らが無人店舗にするのはやりやすいし、顧客には受け入れられやすいのさ。 基本的にセルフサービスだし。だから、彼らにとってのデジタルとリアルのバランスとしてデジタル100%に振ってもいいのさ。ようは顧客の求める価値に合わせてバランスを取るのさ」

この彼の言葉は、私のその後のDX戦略検討のコーチ型コンサルティングを行う時の意識するポイントのひとつになっています。

この大手カフェ企業と、大手スーパーは、デジタルを活用しているという点では同じで、どちらも企業と顧客の両方にとって価値を創造しているのですが、顧客が求める価値がそれぞれ違うんですよね。

要はデジタルとリアルのバランスをどう取るかが競合他社との差別化につながるのですね。

皆さんが、現在取り組んでいるDX戦略においてデジタルとリアルのバランスはどうですか?

社内DXなら経営層と従業員の双方が喜ぶバランスの取れたDXの価値を創造出来ていると言えますか?

社外DXなら企業と顧客の双方が喜ぶバランスの取れたDXの価値を創造出来ていると言えますか?

今一度、一旦、客観的に自社で取り組んでいる社内、社外向けDX戦略を点検してみるのも良い時期かもしれません!

実は、この彼とカフェでコーヒーを飲みながら、デジタルとリアルのバランスを考える時のシンプルでありながら、深い(時に難しいのですけど。。。)方法を伝授してもらいました

その方法は特段珍しくないのだけど、本気でやっている企業は少ないだろうなと思います。日本企業の文化でそれをやると「無駄な会話だ」とか言う人が必ず現れると思います。。。

その思考法については、ちょっと、テーマが違うので別のブログとして投稿してみようと思います。それか最近始めた音声配信にて言葉で伝えた方が伝わるのかなとも思ったりしています。

音声配信のリンク:こちらでフォローお願いします!PCでも聴けます!

下記リンクが音声配信のチャンネルなります!
BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES RADIO | stand.fm

皆さん、どちらがいいですかね?笑

自分で決めろって話しですが!
両方やればいいのか?

コーチ型コンサルティングのお問い合わせはこちらをクリックしてください!

ということで、今回もここまでお読み頂きまして有難うございました!


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【配信】第2回:何故、DXを技術先行で検討しようとするのか?

皆様、ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ
代表の塩谷です。

さて、昨日の初配信に続きまして第2回目の配信となります。
今回は7月に投稿したブログと連動しております。

投稿したブログは以下のタイトルからどうぞ!

  「なぜDXを技術視点から 検討し始めるのか?」

今回も、色々と語っております! 約17分間の配信です。

stand.fmリンク:
   第二回:何故、DXを技術先行で検討したくなるのか?

今回は、元放送作家からのアドバイスで、初回配信より3倍テンション上げてオープニング頑張っております!

ひとり語りは難しいですね。。。早速、ゲストを打診し始めました。。。

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音声配信を始めました!経営者こそ自分の声で考えを発信する時代!

皆さん、いつもブログをお読み頂きまして有難うございます!
BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES代表の塩谷です。

さて、本日、10月1日より”stand.fm”にて音声配信を始めました! 50歳にしてのチャレンジです!w

中学時代にベストヒットUSAの小林克也さんMTVのマイケル富岡さんにあこがれたことがありましたが、まさか50歳にして配信するとは。。。
※年齢近い方にしかピント来ないかもしれませんが。。。

取組の背景としては、2030年にはフリーランス型の働き方が増える時代となると言われているため、個の発信力が非常に重要になって来る危機感からです。2030年に向けて、今から自分ブランディングしておかないと間に合わないからです。

更に、事業を大小関係なく経営しているトップは、これからの時代、自らの声で、自らの考えを、経営者として絶えず発信し続けることが競争戦略上の戦術になると考えるからです。

考えてみると、大手企業、中小企業においても、自社のホームページで自社の商品・サービス案内や、年に一回「社長のごあいさつ」を更新する、社長が語るのは年一回の決算発表の時だけでは不十分ですよね? 事業環境は絶えず変わっているのですから。

「経営者自ら、国内外マーケットに向けて発信し続ける」

特に!地方の中小企業の経営者こそ「自分の声で国内外のマーケットに語りかける!」ことは、自社の存在が埋もれないためにも必要です!

是非、皆さんも、チャレンジしてみてください!
自ら考えて配信することで、自身の経営戦略について自ら考えるし、必ず学びを得られます!

経営企画室が社長の話す台本を書いていては、聞いた人に伝わらないと思いませんか?

ということで、初回と言うことでかなりぎこちないですが。。。お時間ある時にでもお聴き頂ければ嬉しいです!

今後は、ゲストなどを呼ぶなど企画して参ります!

以下のリンクをクリックしてください!

祝初配信です!東北地方を元気に! – BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES RADIO | stand.fm

お問い合わせはこちらをクリックしてください!

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地方と都市圏の経営情報の格差はデジタル化だけじゃ解決しない?「キッカケ」づくりが大事かも?

皆様、こんにちは!

ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ代表の塩谷です。

前回は、

「社内の各種会議資料とゲームの手法を組み合わせると効果出ると思いませんか?」

でした。

ありがたいことに本件でのご相談を頂きました!
書いたことが少しでもお役に立つのは嬉しいです!

さて、今回は、

 「あー、地方と都市圏の経営情報の格差はデジタル化だけじゃ解決しない?「キッカケ」づくりが大事かも?」

というお話です。

では、今回も、はりきって行きましょう!

今、私は、このブログを、出身地である青森県八戸市で書いています。

幼少期は生まれた八戸市を皮切りに、父親の仕事の関係で東北地方を転々とし、また、北陸は金沢市にも住むなど、多くは雪の多い地域を巡っておりました。

ところで、地方に住んだことがある方なら分かるかもしれませんが、こんな経験ありませんか?

  • 野球中継をテレビで観ていると「一部の地域を除いて中継を続けます」とアナウンスが流れ、中継が終わった時、自分の地域がその一部の地域だったことに衝撃を受けました。。笑
  • ラジオを聴いていると「ここで、〇〇放送、〇〇放送・・・(複数の局名が読み上げられる)をお聴きの皆様とはお別れです」
  • バラエティ番組を観ていると、某番組内でお笑いタレントさんが路地裏散歩しておいしいものを食べるコーナーだけを切り抜いて2週間分をつないだ番組が放送される。
  • アニメなどは、都市圏とは違う時間帯や曜日で放映される。※私の記憶だと。。。最終回まで放送されないで打ち切られたアニメがあった気がする。。。なので、最終回を知らない。。。
  • 全国版のニュースはNHKだと朝と19時時と21時くらい。その他は、夜の全国版ニュース番組や昼のワイドショー系が唯一の全国版の情報資源の入手。
  • そもそも、民放チャンネル数が3以下だったりする。※同じ地域でも場所によって映らないチャンネルもあります

    挙げるとキリがないです。

このブログをお読みにならている方々の中には、現在も地方にお住まいの方、地方から東京、大阪など都市圏に来られている方もいらっしゃるかと思いますが、他にも沢山のあるあるを挙げられると思います。

実は、上記に挙げたあるあるは、私が地方に住んでいた小学生や中学1年生の頃の経験です。約35年近く前の話です。

夏休みなどに東京の親戚の家に行く度に。。下記のようなことを感じていました。

「なんで東京は、こんなにチャンネル数があるんだ!!!」

「なんで既に〇〇のアニメが始まっているんだ!!!」

「あれ?夕方の6時のニュースのキャスターが違う!!」

「ラジオ局が沢山あるじゃん!!!」


もう、東京の親戚の所に行く度にメディアにおける地方と都市圏の格差を感じました。もう一度いいますが、約35年も前のあるある体験を書いています。

そして、今、このブログを書いている青森県八戸市では私が困っていることは何かというと。。。

  • 関東圏で毎日情報源として観ていてるテレビ東京のワールドビジネスサテライトが観れない
  • 地元の局にはビジネス系の番組が殆ど無い
  • 毎日聴いているラジオが聴けない。※アナリストやジャーナリストがゲストの番組など
  • 本屋に行くとビジネス系、経営書、経済書などなどが圧倒的に少ない ※大型の白山台にあるTSUTAYA書店は豊富ですが。。。

他にもいろいろありますが、概ね35年前と同じ感覚を覚えました。では、私はこれらに現在はどう対処したか?

  • ラジオは「Radiko」というアプリでいつも聴いていますが、地域が変わると今まで聞けていた番組が聴けなくなったので有料会員契約し全国のラジオ局が聴けるようにした。
  • テレビ番組については、自宅(関東)の録画機器に宅外視聴機能があり自分のスマホを登録しているのでチェックする番組をリモートで録画設定して視聴しています。
  • 見逃し配信系アプリを使って、ネットで観たりもします。
  • 書籍については地元の書店は使わずにアマゾンで購入。プライム会員なので基本翌日到着ですが、八戸市には翌々日に配達されます。
  • その他の国内情報、海外の情報などはインターネットで確認が出来ますね。

ひとまず、上記の対応で地方にいても情報格差をなるべく無くすためにデジタルを活用しています。これはデジタル活用が当たり前の人にそうなのですが、地方ではそうでもないのです。そもそも、関東圏でビジネス系の面白い番組が放映されていることを知らなければ、ネット観れるようにしようという行動を起こしませんよね

但し、都市圏と地方で情報格差が起きにくいコンテンツがあります。

「エンターテイメント系です!」

これについては、多くの方はYouTubeで視聴されたり、見逃し配信で視聴されています。あくまでも個人的な範囲での理解ですがエンターテイメント系については、特定世代間では情報格差が無いと思います。

ところがです!!

何故かビジネス領域となると情報格差が起きています。

地方企業においても社員にスマホを持たせている、もちろん個人用にもスマホを持っているはずなのですが。。。

そこで、ちょっと、昨夜、布団の中で想い巡らしてみました。。。

「テレビ局、ラジオ局はたしかに各地域で局が違うが、Radikoなどのアプリを使えば全国の局はほぼ聴けるよなぁ」 ※手段の課題はデジタルでクリアできます。

「ビジネスに関する国内外の情報についてはインターネットがあるのだから、リアルタイムに確認出来るよなぁ」 ※これも手段の課題はデジタルでクリアできますよね。

「何かビジネスについて学びたいという時は、世の中沢山のオンラインサービスがあるから受講できるよなぁ」  ※これもやっぱり手段に課題はデジタルでクリアできますよね。

都市圏だろうが、地方だろうがインターネットが使える環境にあれば、デジタルの手段については全国同じ条件ですよね。

じゃ、なぜ、ビジネスにおいて地方と都市圏で経営情報の格差が起きるのか、更に思い巡らせていました。。。。

そこで、

「そもそも、なんでいつも毎日インターネットにアクセスして検索するのだろうか?」考えてみることにしました。

※寝床で考えてるので眠れなくなりましたが。。。

私がいつもネットへアクセスする場合の行動ステップ(検索編)

  • Step1:(????)※後に仮説を書いています!
  • Step2:スマホを手に取り検索する。
  • Step3:検索結果に表示された幾つかの記事から自分が求めている情報に関する記事を読む
  • Step4:幾つか読んだ記事から得た新たな情報や気になったことを、更に検索して調べる

 上記のStep3からStep4は繰り返されますよね。

では、Step1って何でしょう?

私は、「Step1=検索するキッカケの発生」と考えました。
検索しようと思わなければ行動しませんよね?

例えば、友達との待ち合わせや、営業周りの空き時間で時間を潰さなくてはならないキッカケが出来たので、スマホで何かしらを見ていると思います。何気なく見ている記事に気になることがあれば、クリックして読みますよね。

必要なら検索する。するとTwitter, Instagram, YouTube, デジタル版の新聞、デジタル版経済雑誌などなど、必要なら色々と情報を獲得しに行きます。

ここまでお読み頂いてピンと来たかもしれませんね!

そうなんです!

「なにかしらのキッカケがあるから行動を起こすんですね」

ざっくり仮設ですが。。。

【地方と都市圏の情報格差はデジタル活用が課題なのではなく、情報を獲得しに行く行動を促す「キッカケ」づくりに課題がある!】

しかし、ビジネスにおいてStep1のキッカケは、どこから来るのでしょうか?

ビジネスの現場では、Step1の「キッカケ」の多くは日々の経営活動、事業活動、業務の中からヒトが何か課題を認識することから発生し、興味を持ってステップ2に行くことが多いでしょう。

そのためには、自分のビジネス課題への意識を日頃から持っていないと「この問題を解決するためにはどうしたらよいのか?」と思考し、必要な情報を獲得しようというStep1につながりにくいですよね。

「経営情報を獲得にしにいくキッカケは、日々の経営活動の中でどれだけ課題意識を持てるか?」です。その感じた課題について興味を持って調べる、そして学習する、実践する。

実践から、また新たな経営情報を獲得するためのキッカケが生まれる。そうやって、キッカケの連鎖により経営に必要な情報や知識などを獲得していくサイクルが出来ます。

私はコーチ型コンサルティングとワークショップの組み合わせで、問題解決力高めるご支援をさせて頂いています。

でも、例えば1日、2日のワークショップ受講だけでは、実戦のなかで学びを実践するのは難しいです。なので、必ずワークショップ内では「自ら必要な情報を獲得しにいくキッカケづくり」を心がけています。

その為に、ワークショップ後にコーチ型コンサルティング(伴走者型)にて受講者の方々に「自分自身でキッカケづくりを実戦出来る様に」「上司が部下にキッカケづくりが出来る様に」ご支援させて頂いています。

ということで。。。下記に早速「キッカケ」づくりとして。。。

ビジネスの世界では、日々顧客(Customer)のニーズ・課題に対して自社の商品・サービスを通じて価値を提供し、Competitor(競合)とそれらのCustomerを奪い合い競争に勝つために、Company(自社)の競争力を高めるためのヒト・モノ・カネ・情報を常に意識して経営活動しています。

さて、ちょっと3Cに沿って書いてみましたが、特に地方企業の経営者の皆様、この「3C」って基本中の基本であることはご存じだと思います。また、自然と意識して経営されていると思います。

でも、実はそれぞれの要素について深く考えなくてはならないことが沢山あります! 経営に必須ですので調べてみてください!! そして自社組織の問題解決力の筋力をアップさせましょう!

そいうことで、強引に「キッカケ」を提供して終わります!!

今回もここまでお読み頂きまして有難うございました!

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カテゴリー
DX=Digital Transformation インサイト(気づき) ゲーミフィケーション 研修

「社内の各種会議資料とゲームの手法を組み合わせると効果出ると思いませんか?」

皆様、今回もお読み頂きまして有難うございます!
ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ代表の塩谷です。

さて、前回は研修に関する投稿でした。

「研修に参加すると盛り上がるのに、業務に戻ると学びを活かせない。。。研修の投資対効果を意識してますか?」

今回は、

「社内の各種会議資料とゲームの手法を組み合わせると効果出ると思いませんか?」

です。

では、今回も入り切ってはじめます!

さて、ビジネスの世界にゲームの要素を取り込むことについて欧米では昔からゲーミフィケーション(Gamifications)と言われてきました。

ビジネスにゲームの要素を取り込むと聞くと「おいおい、ビジネスはゲームじゃない!」と言われた方もいましたが、それは脇に置いて「ビジネスxゲーム」について考えて行きたいと思います。

ちょっと、昔の話をさせてください。

私が人生で最初にデジタルゲームに触れたのは「インベーダーゲーム」です。テーブルのTV画面が埋め込まれているマシンでした。駄菓子屋でよく遊んでいました。

暫くすると手のひらの乗せられるサイズのゲーム機「ゲームウォッチ」が現れました。私は今年50歳になりましたが、年代が近しい方々はご存じかもしれません。

手のひらサイズの小さな機器で液晶画面に絵がプリントされていて、液晶に表示されるキャラクターをボタンで右左に動かしながら点数を稼ぐゲームでした。「レスキュー」とか「オクトパス」とかありましたね。今日ある方は検索してみてください。動画がアップされているかもしれません。

そして、私が中学校の時に「任天堂ファミリーコンピュータ」が現れました!! これはもう衝撃でした!

発売当初のゲームソフトは上下左右に移動出来たりしておー!って感じでした。画像もカラーで衝撃でした!ピコピコサウンドではありましたが効果音もあり、熱中したものです。

代表ゲームは「スーパーマリオブラザーズ」です!なつかしい。

そして現在は、もう皆さんご存じの通りスマホゲームが沢山存在し、しかもオンラインで皆で集まってゲームが出来るという時代ですね。

まさにゲームの世界は、どこよりもデジタル・トランスフォーメーション(DX)が速いスピードで起きていると言ってもいいでしょう。ビジネスの世界のデジタルよりも進化のスピードは速いですよね。

ところで、このスマホゲームや任天堂スイッチなどのゲーム機は小型化が進んだわけですが、それと同時にゲーム内容も複雑になってきています。

ゲーム内容が複雑になるということは、プレイヤーに提供される情報量も増えるということになります。例えば、「スーパーマリオブラザーズ」が世の中に出た頃は、画面上に表示されている情報が獲得したコインの数やら、スコア表示、プレイするキャラクターの残数表示など、プレイヤーに提供される情報は多くはありませんでした。

ところが!

「ドラゴンクエストなど、ロールプレイングゲーム(RPG)などが現れると、画面を切り替えながら様々な情報をプレイヤーは確認しながらゲームを進めなくてはならなくなりました。

戦国時代の合戦系ゲームになると、自分の軍の兵隊の数や合戦状況の分析などなど、様々な情報をプレイヤーは確認して分析してゲームを進めなくてはならない状況です。ビジネス要素も入ったゲームだと、例えば、鉄道を張り巡らせながら街づくりをしていくゲームでは、経営者視点でプレイヤーは財務諸表など、どんどん画面を切り替えて情報確認をこまめにしながらゲームを進めて行きますよね。

ここでみなさんに質問です。

「どうして、プレイヤーはこんなにも沢山の情報を小さなが画面の中で細かく確認するのでしょうか?」 ※7秒考えてみてください。

ゲームの種類によってゴール設定は色々ありますが、大抵は「良い結果を得たいから」ですよね。しかも、これらがオンラインで競っていると上位の成績を収めたいからですよね。

面白いことにこのゲームから提供される豊富な情報の確認の仕方、情報の理解の仕方、情報の効果的活用の仕方、どのタイミングで、どんな時に、どんな情報を確認するのかなど、プレイヤーはゲームを通じて自然とそれらも覚えて行きますよね。小学生ですら頻繁に情報画面を切り替えながら、情報確認をして即座に判断して、次の一手を決めています! おじさんは付いていけません。。。

これって、日々のビジネス活動でも同じじゃないですか?

そこで、ビジネスにゲーム要素を取り入れることについて考えてみましょう。

私は、以前、BI(ビジネス・インテリジェンス)のメーカーに在職していたことがあります。ビジネス・インテリジェンス(BI)とは簡単に言うと社内の売上データなどの事業活動の数値データのみならず、アンケートやツイッターをはじめとするテキストの情報など、社外にある様々なデータも組み合わせて情報の見える化、分析からの気づきを得る、仮説を立て、アクションを繰り返すことが出来るデジタルツール(道具)です。BIのメーカは沢山ありますので、是非、検索してみてください!

私がクリックテック(現クリック社)やマイクロソフトに在職していた時に、担当している企業の専務や副社長、経営企画室の方から以下のようなつぶやきをよく聞きました。

「経営会議とか営業会議では、皆、各部門長がパワポとかエクセルで用意した紙の資料やプレゼンを用意して事業状況の説明をするが、誰かが鋭い質問すると途端に準備した資料(情報)が使えなくなるんだよ

もう、経営会議、営業会議あるあるですよね!

ゲームだとプレイをしている間、状況が刻一刻と変わっていきプレイヤーに提供される情報も刻一刻と変わっていきます
なので、プレイヤーは短い時間で次の一手を考えることをひっきりなしに行っています。

そして、ここが重要なのですが、「プレイヤーはゲーム会社に対して、こんな風に情報を見れると便利!」など、絶えずフィードバックを行っています。アジャイル型だから当然ですよね!
絶えずプレイヤーが楽しめる様に継続的な改善が行われます。

しかし。。。しかしですよ。。。

一方、経営会議や営業会議などではどうでしょうか?

まさか、未だに紙ベース?エクセルベースの資料を印刷して会議参加者に配っている会議スタイルは減ってきたとは思いますが。。。もしかすると、メールにPDF張り付けて一斉配信ですか?

それとも、ちょっと進んで社内ポータルからレポートを確認出来る程度ですか?

皆さんは、下記のこんな会話を聞いたことありませんか?

専務「〇〇さん、売上数字などは資料を見れば分かる。そもそも、君の担当している製品について、いつ頃から黒色よりも赤色の方が購買されやすいと言われるようになったの?」

部長「えー。。。その情報は把握しておりません。ちょっと、リサーチ会社に依頼して調べてみます2週間程お時間頂けないでしょうか?」

生産部長「ちょっと、それだとさぁ、うちの生産ラインの準備が間に合わないよ。黒の〇〇が売れるって営業側は言ってたじゃないか!黒色の在庫どうするんだよ!」

部長「仕方がないだろ!赤の方が各ドラッグストアで人気があるから売れているって、最近注文依頼が増えてきたんだから」

専務「〇〇部長、〇〇生産部長、二人ともさぁ、自社の製品がマーケットでどの様な評価されているとか、そういうの気にしてないの? それに、ある程度、ツイッターとかブログとか自分でみてみたらウチの商品がどの様に評価されているか、リサーチ会社に毎度毎度頼まず、自分達で傾向は掴めるんじゃないの?」

部長「はい、生の声としてはアンケートを集めるために無料で〇〇が貰えるキャンペーンなど打っています!」

専務「それって、アンケート実施した時点の声でしょ?それじゃダメだよ。それにさ経営会議のこの数値報告は活動結果でしかなくて、社内情報のみだよね。〇〇部長も〇〇生産部長もさぁ、我々は、社内だけで仕事してるんじゃないんだから、もっと社外の情報も気にしなさい!」

専務「〇〇本部長、IT部門でなんとか出来ないの?社外の情報も含めて多面的に事業数字を見たいんだけど」

IT本部長「うちの基幹システムには、そもそも社外の公開情報やソーシャルメディアの情報を取り込む仕組みが無くて。。。。※延々と説明が続きました。。。」

この会話ですが、私が以前に担当した某日用雑貨メーカーの経営会議でのやり取りでした。 みなさんはどう思いましたか?

結局、私はどの様な提言をしたかというと。。。

「〇〇専務、あの〇〇ゲームで有名な、〇〇社に相談してみましょう! そもそも、スマホの画面サイズで様々な必要情報を、使いやすい画面操作で提示するのにはシステム会社よりゲーム会社の方が長けてますよ!」

某RPG系の会社、ドライビングゲームの会社にコンタクトを取りゲームの要素を経営、営業、生産に取り込むチャレンジを行いました。

しかし、いざゲーム会社と話してみると鋭い質問が浴びせられました。その中から幾つかを記載しますね。私自身も気づきがありました。

  • 「貴社の営業活動のゴールは何ですか? 売上金額?販売数量? まず、営業活動をゲームと捉えるとゲームにはゴールが必用なんですが。。。どうなったら勝ちなのかと言う」
  • 「次に、勝つためのプロセスを営業プレイヤーが辿って行かなくてはならないのですが、どの様な武器を持つと有効か、貴社の知見をお聞かせください」
  • 「その武器を出すタイミングとか、この相手には効果が無いとか、効果があるとかはどう判断されているのですか?」
  • 「営業にはステージがありますが、ステージ毎にどの様な情報が必用か教えてください」 ※この質もの時、営業部長他、返答に窮してました。
  • 「どのような営業ステージになると、次のステップに進んでよいのか教えてください」
  • 「相手によって対応が変わるのはゲームでも同じで、戦う相手毎に武器も情報も変わるんで、なるべく沢山の相手のタイプを挙げてください 」
  • 「過去に受注した案件毎に、見積提示を何回か提示しているようなら、その情報もお願いします」
  • 「それから、全員スマホをお持ちですか?基本的に入力と選択肢から選ぶ操作になりますが、スマホに慣れてますかね」

他にも沢山ありました。 みなさんはどの様な印象を持ちましたか?

私は、これって営業ロールプレイングゲーム リアル版を作成しているんだなと思いました。そして、結局、営業業務改革プロセスと同じだなとも感じました。

このゲーミフィケーションの要素を取り込むことで、実際の業務を通して営業プロセスが学べるし、実践・検証もできる。そして、何よりも自社の営業活動における強みとそれを支える独自性のあるヒト・モノ・カネ・情報が何かを考えることにもなりました。

ちなみに、米国の大手スーパーであるウォルマート(Walmart)は、iPhone向けに「Spark City」というアプリを出しています。誰でもダウンロード可能です。※アンドロイド版もあるかも。

これは、プレイヤーがデリ(お惣菜)/ベーカリー部門の担当者として自分のチームを率いて、次々に出される課題に対応していくゲームです。非常にリアルな内容になっていて棚の管理から、商品補充のタイミングなどなど、様々な課題がどんどん課されていきます。全てクリアするとアシスタント・ストア・マネジャーに昇格します。すると、今度は更に高いレベルの課題が課されていき、感謝祭(Thanksgiving)やブラックフライデーなどのイベントにおけるストア対応が課せられます。一見すると、ゲームに見えるのですが、これは学びも兼ねています。もしかすると、ここで好成績を出した人は、ストア勤務に応募した時に優遇されるのかもしれませんね。研修・人材育成のDX(デジタル・トランスフォーメーション)ですね!

みなさん、デジタル・トランスフォーメーション(DX)の取り組みにゲームの要素を取り込むことを念頭に、スマホゲームやお子さんたちがやっているゲームを眺めてみてください。または一緒にプレイしてみてください!新たな発見がありますよ!

画面上の情報、設定画面、操作性などなど、必ず経営会議、営業会議などで活用できるアイディアが得られます!

社員が自分達の事業活動を楽しみながら行い、自然とスキルアップも出来るような環境を用意することは、今後、デジタル世代生まれの人材採用を競合他社と奪い合う際にと差別化ポイントになります。そして、人材流出の防止にもなる大事な要素ですね。

ビジネスxゲームは大事です!

今回も、ここまでお読みくださりありがとうございました!