課題のご相談例

コーチ型コンサルティングによるご支援についてご相談を頂いておりますが、主な課題例を下記にご紹介させて頂きます。
ご相談頂きます課題は、上流より経営課題、事業課題、業務課題、IT課題、導入課題の5つに分類されます。その全てにおいてデジタル・トランフォーメーション DX(デジタルを活用した経営変革)が伴うご支援が多くなっております。そこで、自社の環境と照らし合わせながら少し考えて頂くために、主なご相談例を下記に記載致しました。また、各質問に対して思考を巡らしてみてください!

経営課題領域

”毎回経営会議で提示される各部門が用意する資料からは、課題が見えてこないなんだよなぁ。質問すると用意された資料に情報が無く、「調べて後でご連絡致します」となり、経営判断が遅れるんだよ”

【質問】
そもそも、経営会議は報告会なのでしょうか?
経営会議で経営者は何をされたいのでしょうか?

”私はいつも社内にいるわけではなく、出張も多いので、いつでもどこでも社の状況を、自分の見たい切り口で確認出来るようにしたいのだが、そもそも社内の各種数字が集約して見られる環境が出来てないんだよなぁ”

【質問】
経営状況をいつでも、どこでも、思い立った時に経営者が自ら確認することは、意思決定スピードを高める今の時代には必要です。自社の経営状況のどの様な情報を知り、どのような意思決定を具体的に行いたいのでしょうか?

”「経営にはIT(デジタル)を活用しないとダメだ!」この言葉をよく耳にするが、そもそも、活用して収益が上がるの?”

【質問】
必ずしもデジタルを活用すると収益が上がるとは言えず、上がらない場合もあります。もし、貴社でデジタルを経営に活用しなかった場合に、何が起こると考えられますか?そもそも、既にデジタルを活用しているのではありませんか?

”コロナ禍で、昨年からリモートワークを我が社でも開始した。従来の働き方を変革するチャンスだと思い、環境整備は出来たが、社員からは逆に働きにくくなったという声が出ている。なぜだろうか?”

【質問】
そもそも、リモートワーク開始以前から、業務改善が必要だという声が、社内で上がっていませんでしたか?

”明らかに、顧客に提供してきた価値が落ちてきていると感じている。新たな価値を顧客に提供したいが、今まで創業者が勘と経験に近い形でやってきたので、そもそも社内に考えられる人材がいないんだよなぁ”

【質問】
経営者の発言力が強く、社内から折角の良いアイディアが出ても、それを経営層に提言しずらい状況が社内にありませんか?

事業課題領域

”既存事業において明らかに売り上げが落ちてきており、色々と改善は行っているが、改善の糸口が掴めない”

【質問】
その既存事業で提供される顧客価値の見直しは、どの程度の周期で行っていますか?

”既存事業の中で、3年間赤字が続いている事業があるのだが、その事業を正直言って売却するか、事業廃止したい。でも、創業者の始めた創業事業だから、なかなか撤退しましょうとか、言いにくい。しかも、赤字の事業に関わる社員もモチベーションが低くて。。。何とかできないか?”

【質問】
創業者、または現経営陣に対して赤字事業のテコ入れの必要性を提言できる関係性が、経営層との社員の間で構築されていると思いますか?(ガバナンスの問題)

”デジタルを活用して事業変革するために、AIとかIoTの利用などいろいろ言われるが、そもそも、必ずデジタルを活用する必要があるの?”

【質問】
必ず活用する必要はありません。もし、現在顧客に提供している価値に、まだまだ強み・差別化があるのであれば、それを更に強化することに集中すればよいのです。ただ、今まで、既存事業にデジタルを活用すれば、どんな価値を創出できそうか、将来を見据えて社内で検討されたことはありますか?

業務課題領域

■営業課題

”我が社の営業はカタログを直ぐにお客様にお見せして、商品紹介から始めてしまう。これを、お客様の課題理解から会話出来るようにしたい。”

【質問】
課題解決型セリングは後天的に学ぶことが出来ますが、過去に課題理解力を高めるための研修などを徹底して取り組んだことはありますか?

”営業が折角お客様から課題を聞き出せて、提案書にまとめるのだけれど、結局、製品やサービスのアピールが多い提案書になってしまう。そもそも、提案書の作成力が低いんだよなぁ”

【質問】
提案書の作成力が低いことで、受注出来なかった案件はどの程度ありますか?

”過去の提案内容や取引情報などが、個々の営業担当者でバラバラに管理されていて、担当者が変わる度に、過去の対応内容を確認して、顧客分析をすることが出来ない”

【質問】
営業管理システム(SFA)など、システムで管理する方法が良いのですが、そもそも「提案活動において、どんな情報を管理することが、自社の営業活動で重要なのか?」についてしっかりと議論し、定義されていますか?

そもそも、今の営業プロセスが効率的なのか分からない。もっと生産性高く営業活動が出来るはずなのになぁと、ぼんやりとは思うんだけど、どの様に海前の取り組みをすればよいのか分からない

【質問】
貴社では営業プロセスの見直しを、どの程度の頻度で行われていますか?

マーケティング領域

”自社製品やサービス紹介カタログを作成しても、単なる紹介資料となってしまし、営業から「もっとお客様の課題にヒットするようなカタログ(チラシ)が作れない?と言われる”

【質問】
顧客視点で考えることが必要ではあるのですが、この顧客視点を持つためにはどうすればよいでしょうか?

”ホームページ、ソーシャルメディア(SNS)、CM、折り込みチラシなど、色々と取り組んでいるが、お問い合わせが少ないんだよなぁ”

【質問】
現在活用されている貴社の顧客接点(上記の取り組み)の役割と目的は何ですか?

”既存商品やサービスを継続的に改善し、提供する価値を高めて行きたいのだが、どうしても、自分達の視点から離れられないんだよねぇ”

【質問】
自社の既存商品やサービスを、なぜ、誰のために役立つことを想定して、開発されたのですか?

“ホームページを新設したのだけど、どのような内容を記載したらいいのかわからないんだよなぁ”

【質問】
貴社の新規・既存顧客がどのようなプロセスを経て購買の判断を下すのか把握されていますか?

IT課題領域

”業務側と半年も時間をかけて要件のすり合わせを行ったのに、開発されたシステムが現場で使えないということになり、また改修となった。業務から言われた通りに開発したのになぁ!業務側がしっかりIT側に説明してくれないからだよ!”

【質問】
業務側、IT側の両方に課題があるとは思えませんか?
思えない、または思えると考えた理由は何ですか?

導入課題領域

”リモートワークに切り替え、業務を自宅から行えるように環境を整備したが、出社したほうが業務がし易いという社員が多く、出社率が減らない”

【質問】
リモートワーク環境を整備して提供するだけではこの状況は変えられません。もう一つ行う必要がある重要な対応があります。
それは何だと思いますか?
多くの企業で、リモートワークが上手くいかない原因になっています。

実は、多くの課題は問題解決力強化で「自身」で解決が可能

さて、如何でしたでしょうか? 上記は、ご相談を頂いてる様々な課題から、主な生の声を例示致しました。貴社におかれましても似たような現象が起きていませんでしょうか? また、少し考えて頂くためにの質問を幾つかさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?
実は、社内で発生する課題の多くは、経営者を含む、組織全体(全社員)の問題解決力の強化で解決が可能な場合が多く、仮に外部に支援を依頼する場合でも、丸投げになることを防ぎ、自社の組織内に知見を貯めながら外部連携して、解決へ取り組むことが可能となります。

コーチ型コンサルティングでは、お客さんが問題解決を主体的に行ってもらうことが前提であり、自立型課題解決が行える筋力を高めて貰うことを目指しています。

是非、一度、貴社の課題についてお聞かせください!!

こちらの、ご支援サービス紹介もご覧ください!