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DX=Digital Transformation

「DX経営戦略では、データの経営資産化が大事だけれど。。。そもそも社内にあるデータは宝の山ですか?」エピソード1

皆様、こんにちは! ブルーウッズSA 代表の塩谷です。

前回は、

「DX経営戦略を自社だけの取り組みで完結すると競争に負けるかも?」

でした。

今回は、

「DX経営戦略では、データの経営資産化が大事だけれど。。。そもそも社内にあるデータは宝の山ですか?」パート1

です。

では、はじめましょう!

今回は、お客様との会話の臨場感を伝えたいので、会話形式しています。もちろん、シンプル化させてもらっています。

では、どうぞ!

先週、過去に担当させて頂き大変お世話になった大手企業(東京)の社長と専務とDXについてお話をする機会を頂きました。

会話の中でデータに関する話になったのですが、示唆に富んでいたのでブログに書いても良いか尋ねたところ「いいよ!」と笑って仰って下さったので、その会話の一部を書かせて頂きますね。

※〇〇社長、専務、後から怒らないですよねぇ・・・。事前に文面を確認頂いておりますが。。。

社長「最近、わが社ではDX経営の取り組みを本格的に進めるために、まずデータを積極的に事業活動に活用することにしたんだよ」※私は、なんか嫌な予感がしてきました。。。

専務「ひとまず、社内にある各部門のデータを集約することにしてね、某社(米国)のクラウド基盤を活用することにしてプロジェクトを開始したんです。」

 「〇〇専務、ところで全社のデータを1か所に集めて全社データ基盤(データレイクともいいます)を作られるのは良いのですが、どのような目的でデータを利用されるのですか?

専務「それは、各事業部門がマンネリな事業しか企画出来ないので、データを活用して事業企画の質を上げたいんですよね」

 「なるほど、貴社には複数の事業部がありますが、各事業部でどんなデータを求めているのかはどうやって定義したのですか?

専務ひとまず、社内にあるデータを集約するのが先でね、おいおい各事業部に考えて出してもらおうと思っているよ
※あ、やっぱり。。。と思ってしまった。。。

社長「塩谷さん、何か言いたそうな顔してますね。行ってくださいよ」

 「いや。。。言いにくいです。。。苦笑」

社長「何言ってんのぉ、昔からバンバン言ってくるじゃない! 言っていいですよぉ。なんですかね」

専務「言って、言って!」

 「では。。。その社内データを一つに統合するプロジェクトを一旦、ストップして各事業部が求めているデータが何か? その利用目的をひとまず整理することを先にされたらどうですか?

専務「。。。」

 「あ、もちろん全社で活用できるデータ基盤を作ることは賛成ですが、それはあまり優先順位高くなくて、売上を生み出す事業部側が欲しいデータを集める方が先かなと。。。」
※やってしまったと思いました。。。

社長「専務、そもそも、集約しようとしているデータってどんなデータなの?」

専務「ひとまず、各事業部門、生産管理部、人事部、財務部の社内データからですね」

 「その各部門のデータを集めて、各事業部門は新しい発見がありそうですか? おー、宝の山だ!ってなりますか?」

社長「確かに、それらのデータって活動結果だからなぁ、何か見えるかもしれないが、事業部門側が欲しいデータかって言われると欲しいデータじゃないかもなぁ」

専務「私もそう思うなぁ。営業部門のデータって言ってもね、営業支援ツール(某社)の中に入っているデータをひとまずマルッと取り込むんだけど、それが新たな発見とか宝か?とか言われると。。。確かに

社長「〇〇さん(専務)さぁ、そのプロジェクトスケジュールと予算ってどうなってるの?」

専務「来年3月までに〇.〇億円ですね。期間は3ヵ月で区切って、9ヵ月ですね」

社長「それさぁ、ちょっと止めて、各事業部へのヒアリングしないか? 事業収益優先だから、俺も入るから事業部長というか、そうだなぁ、課長とか部長クラス集めた会議開けない?」

専務「リモートで直ぐにやれますから来週やりましょうか。事業部長も参加にしますか?」

社長「いや、部長以下でいいよ。現場に近い方がいい。ちょっと、調整してくれる?」

専務「分かりました」

専務「塩谷さんのせいで、プロジェクト一旦停止ですよ! その代わり、その会議に参加して質問をどんどん投げてくださいね。」※笑いながら言ってくれました!

という会話がありました。この会話から皆さんはどの様に感じましたか? 特段DX戦略だからとか関係なく「データ統合」の話であって「データを経営資産として活用する」という話ではないですよね?

ポイントは「データ活用の目的を定義しないで集めたデータは使われない(宝が無い)可能性が高い」ということですね。

この「データ」ですが、DX経営戦略を検討する要素のひとつとして非常に重要です。要と言っても良いくらいの要素だと私は考えています。でも、日本の経営層の多くは未だに「データ」は経営資源の一つであると認識されていない気がしています

私の感覚ですが東北地方の経営者(地方全般に言えると思いますが)の方が「塩谷さん、データ活用すると売上が上がるのか?」と直球で聞いてきます。中小企業にとっては投資対効果を非常に気にします。なぜなら、大手企業と違い投資金額や時間に余裕はないですから。加えて、地銀の方々のDX経営についての理解も、融資の観点からもっと高めて頂く必要があると感じています

ということで、早速、この大手企業様ではリモート会議で関係者を招集し私も参加することとなりましたが、今週その会議に参加して来ますので、本日はここまでとなります。(講談師みたいな終わり方ですが。。。)

ちなみに、次回も内容をシンプル化して、お客様に確認の上、ブログに載せてもよいことは承諾頂いているので、確実にブログにアップ致します!

次回は、

「DX経営戦略では、データの経営資産化が大事だけれど。。。そもそも社内にあるデータは宝の山ですか?」エピソード2

です。

それでは、本日も、ここまでお読みくださり有難うございました!



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