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八戸市の中心街を子供達とマインクラフトで再開発してみたらワクワクする街が出来た!

先日、11月27日の日曜日に八戸初のコワーキングスペースを貸し切りにして、BeFM(八戸のローカルFM局)主催で、小学校2年生から中学3年生までを対象に、デジタルプラットフォームを活用した「街づくり」のイベントを実施しました。

会場はBeFMが運営する八戸初のコワーキングカフェであるエスタシオンを1日に借り切って行われました。

「街づくり」について考えるイベントは多く見られますが、多くの議論は有識者が集まって議論中心で終わってしまう傾向が多いい気がしています。そこで、みんなで考えた街構想をデジタルの世界に作りながら議論していくアジャイル型でテストプロジェクトを行いました使用したプラットフォームは「マインクラフト」です。

講師として山形県で既にこのプログラムを推進され、マインクラフトの大会に参加し、また、マイクロソフト認定の教育資格を持たれているコンサルタントの齋藤氏に支援を頂きまして実施しました。

結果としては、子供達の発想力、チームワーク、新しいテクノロジーへの適応力、適応後の圧倒的な生産性の高さ、物凄い集中力に驚く結果となりました!※後ほど一部をご紹介致します!

なぜ、街づくりをマインクラフトを活用してイベント形式で行うことを考えたかというと、それには理由があります。

私の出身地でもある青森県八戸市の中心街。もう5年以上も前から中心街に元気が無くなってきています。今年は50年続いた「三春屋」というデパートが閉店し、中心街唯一の映画館の入っている「CINOチーノ」も閉鎖されることが決まりました。また、長年親しんだ福士文具店も閉店し、どんどん中心街の入り口から中心へ向かって寂しい状況がジワリジワリと広がってきています。

私が幼少の頃には中心街に出かけるというのは「何か楽しいことがあるぞ!」とワクワクしたものです。大きなタンタンというおもちゃ屋があったり、母や祖母達に連れられてデパートの上でお子様ランチや八戸の煮干しラーメンを食べたり!街中に観覧車があったり、とにかく中心街は活気に満ち溢れていました。

しかし、現在、中心街の朝9時ごろから19時頃の様子を見ていると若い世代やお子様連れはまばらであり、八戸三社大祭など、大きなイベントが無いと閑散としています。平日、土日関係なく閑散としています。

中心街を歩いていると「貸店舗」「テナント募集」などが目につきますが。。。もう何年もこのままの状態です。

たまに見かける高校生達は中心街にあるタリーズやマチニワでバスを待ちながら勉強している学生程度です。

「一体、子供達、親子連れは、どこに行くのか?」

郊外にはピアドゥやラピアなどフードコートを兼ね備えたモールが出来、駐車場も広く、ユニクロやケーズ電気などなどがあります。そちらを訪れて見て回るとお子様連れのご家族を沢山見ることが出来ます。また、郊外のファミレス系店舗でも中高生達が集まっている様子や、お子様連れの家族を見かけます。ちゃんと、若い世代は居るのです。

「ただ、中心街に若い世代が来たいと思う場所が無いんです!」

そうなんです!中心街に若い世代が来る理由が無いんです。夜営業の飲食店が集まっていることもあり、なかなか若い世代が日中に中心街に足を運べる場所が無いんですね。まぁ、モスバーガーはありますが。。。

「よし!ならば子供達自身に、中心街に何があれば来たいと思える街になるか、考えてもらおう!そして、作っちゃおう!」

そうやって、ゲーミフィケーションそのままに、自分達の住む八戸中心街に目を向けて考えてもらいながら、問題解決思考、そしてデジタル(ゲーム)活用の方法を学んでもらおうと思い、このイベントを企画しました。

この「八戸中心街について考える」にあたっては、ルールを冒頭に示しました。

TNTで爆破されると全てのデータが飛んでしまうので、不安でしたがルールを守ってくれました!!

マインクラフト内に八戸の中心街(十三日町から三日町)にあるハッチ、マチニワ、八戸市美術館、さくら野百貨店、CINOチーノ、そして今回の会場のコワーキングカフェestacionなど幾つかのランドマークをかなりリアルに作成し、実際の区画を地図からおこして作成しました。

参加してくれた子供達は11名で3チームに分かれて、各チーム毎にどんな場所があれば中心街に来たくなるのかを考えてもらい、その中から各チーム3つ選んでもらって街づくりをチームで行いました。

各チーム、小学2年生から中学3年生まで沢山のこんな場所があったら中心街に来たい!というアイディアが沢山出てきました!

参加された子供達が中心街に求めるのは体験型施設が圧倒的に多かった!

もちろん、カフェとか、お洒落な家具屋さん、大きなショッピングモールなども出てきましたが、多くが体験型施設としてキャンプ場、自然あふれる湖の隠れた森、温泉、国際競技の出来るスタジアム、やセキュリティーハウスや避難所(これには驚きました!)、とにかく想定外の施設のアイディアが出てきました!セキュリティハウスや避難所は、なんと内部に畑や魚の養殖水槽が備えてあり、そこでしばらく生活が出来ます!更には、図書館があったり、映画館機能があるなど避難生活の中で快適に長く過ごせる仕組みが整っていました!!

意外にも、各メンバー、沢山の中心街にあったら来たい場所や建物を書いてくれました!でも、作れるのかぁ。。。

「アイディアは出るけれど、作れるのだろうか。。。なんと!そんな心配よそに、建設が超スピード早く進むことに驚いた!」

いよいよ建築開始なのですが、私ともう一人の講師はあえてそのプロジェクトの進め方についてアドバイスはせず、各自に任せました。一応3チームそれぞれに中学生が一人ずつ入る体制にしましたが、建築前の議論を見ていると、なんと!小学2年生の女の子がしっかりと年上のチームメンバーに意見して建築物に必要なモノを議論しているじゃないですか!素晴らしいと思いました!

そして、各チームに文房具として配った紙を見ると、なんと区画割を書いています!!これには驚きました。大人でもなかなかやらないかもw

これは公園のアイディアでの区画ですね。

午前中はPC版でのマインクラフトの操作に慣れてもらいました。初めてマインクラフトをプレイする人もいますし、PC操作に慣れていない子供達も多くしましたので。しかし、あっという間に基本操作、コマンドの利用方法などなど、修得してしましました!

建築が始まると、まるでベンチャーの開発チームのような雰囲気で議論しながらマインクラフトの中で共同作業しています。

「ここでエンチェント使う?どうする?」

お互いに教え合いながら、議論しながら建築が進んで行きます。ここで凄いのはチーム内で3つの建物を分担して建築していくやり方を各チームが行っていたという事です。自然とチーム内で時間制約の中で効率的にクオリティ高く作る方法を取っていることは、まさにアジャイル型開発で進めていましたw

物凄く具体的な議論が各チーム内で行われていました!

「途中から大人チームを急遽構成!3人体制で参戦してもらいまし!」

お子さん達を保護者の方々見ているだけでは暇かなと思い、参加者したい方を募ったところ二人の方が手を上げられました。更に、そのお二人がマインクラフトに苦戦しているのを見ていたお父さんが「苦戦しているようなので私もPC余ってますか?」と言われ3人体制に。ちなみに、この大人チームは閉店するCINOチーノ内に各自が映画を観ながら入れる温泉施設(スーパー銭湯)、お寿司カウンター、サウナなど。。。子供達が建設中の施設との違いを大きく感じることとなりました!

16時から各チームプレゼンしますから準備しながら進めてくださいと時間を決めました。すると急ピッチに各チームの作成がスピーディーに進みます。残り10分で温泉作ったりなど!もう、子供達は完全にマインクラフトに慣れていました!

各チームの発表内容ですが。。。13時からの16時までの3時間でクオリティ高い建物が八戸の中心街に作られていました!正直に私もここでキャンプしたい!!下記に建築物を幾つか掲載してみます!ご覧ください!

十三日町から三日町にかけて公園や国際競技スタジアム、映画館やフードコート、UFOキャッチャーのある大きなショッピングモールが建設されました!

十三日町から三日町にかけて大きな噴水、大きな杉の木や遊具、釣り堀のある公園、災害の時の避難所(図書館付き)が建設されました!

十三日町から三日町にかけて、津波から命を守る塀の高いセキュリティハウス(何かあった時に安全に暮らせるため畑や魚の養殖池付き)、キャンプ場(焚火も出来ます!グランピング出来るテント完備)大きな森とその中に湖もあります。マチニワの隣には露天風呂が!

緊急参戦の大人チームも負けていません!取り壊されるCINOチーノビル内に、大人のこだわりのスーパー銭湯を構想!ゴミを燃やす際の熱を利用するボイラーを完備で環境に配慮したSDGs型スーパー銭湯!お寿司カウンター、自分のスマホ連携のムービーシアター、サウナなどもあります!でも。。。子供達から苦言あったりなどしましたw

ちょっと、大人チームは日頃の仕事の疲れを癒したい思いが強かったのでしょうか?w

こうして、朝10時から17時まで約7時間、集中力が切れるどころから、私達から休憩を強制的に取るようにするためにパソコンから離れて休むように!建築作業は一旦休憩!などと言わないと議論を止めなかったり、休憩時間も議論していたりと、年齢なんて関係なくチームとして自然に問題解決思考で「八戸中心街にどいうものがあったら来たいと思うか」を、大人顔負けで考えていました。

また、親御さんからは、

「大人が中心街に区画を確保したら、そこにどの様な施設や目的の場所を作れば良いのか、今回参加されている子供達へ企画してもらった方が、早いかもしれない!」

そんな発言も出ていました。同じ作業時間でいくつもの目的を持った施設を建設するスピードに大人チームの皆さんは驚かれていました!

16時からの各チームプレゼンを聞きながら感じたのは「建築したすべての建物にしっかりとした利用者視点、解決される課題、細かな仕掛けひとつひとつに意味がしっかりとある」ということです!

かなり高度なことですが、彼らは自然と無意識に考えるプロセスが出来ているなと感じました! 大人でも忘れがちな視点ですね!

各チームメンバーひとりひとりからのコメントとして、

「最初は初めての人たちだったけど直ぐに一緒に作業出来る関係になったのが嬉しかった!」

「初めてのマイクラだったが、リーダーとしてやり遂げられて達成感を得ることが出来た!」

「出来ないことが沢山あったけれど、自分の出来ることで一緒に作れたのは嬉しかった!」

など、何かしら学びを得てくれたようで良かったなとホッとしました!

あと、ある親御さんからは、

「子供達がこんなにも中心街にいろいろ建築してくれた施設を見て、リアルな世界の中心街には何もないなと感じた」

という言葉が印象的でした。

確かにイベント後に、実際に中心街を歩いて実家に帰りましたが、もし、子供達がマイクラの中に作った様々な施設があったら、とても中心街が活気づくのにと強く感じました。

早速、参加してくれた子供達からは次回開催を求める手が挙がっていました!嬉しいですね! 次回開催は是非、必ず実現したいと思います!

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DX=Digital Transformation News リモートワーク

念願の八戸初コワーキングスペース「estacion」がオープン!

皆さん、こんにちは!
BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES代表の塩谷です。

前回の投稿からかなり時間が空いてしましたが、その間、しっかりビジネスをしておりましたw

前回の投稿は、

「山形県主催の雇用促進事業デジタル人材育講座に登壇させて頂きました!」 ←クリックすると前回の投稿がご覧頂けます。

さて久しぶりの投稿は、コワーキングスペースオープンについてです。

なんと!八戸初のコワーキングスペースがオープンしました!

コワーキングカフェ「estacion(エスタシオン)」です!

昨年12月に山形県がオープンしたコワーキングスペースにて雇用促進事業の研修講座講師を務めさせて頂きました時、「あー、八戸にもコワーキングスペースがあればなぁ」なんて思っていました。今回ついにオープンしたという思いで嬉しい限りです。

早速、月額会員契約しまして連日利用しております。Wi-Fiのスピードも速く快適。カウンター形式の1名席から、8人が座れる大きなテーブル席、ソファ席のブース型、1名席のブース、大会議室、小会議室、シェアオフィスなど様々な目的で利用可能です。

私がこのコワーキングスペースのオープンの知らせを知った時、「あ、面白いなぁ」と思ったことがあります。それは、地元の民間企業とローカルFM局が運営しているという点。地元の公的機関からの資金投入がされていないという点で、今後の戦略オプションに自由度が増すなぁと感じました。何かと制約が付いて回りますから。

契約してからは連日こちらで仕事していますが、オンライン会議など滞りなく集中して仕事が出来ています。ちなみに、メタバースの「meta Horizon Workrooms」でもスムーズにお客様とミーティングが行えましたし八戸に居ながら仕事が出来るのはとても効率的に仕事が出来ています。

実家がこちらにあるので親のフォローもしながら都市圏や海外との仕事も滞りなくできるのはオンラインによる地理的制約排除で働き方のオプションが本当に広がったと感じています。

でも。。。

地方におけるコワーキングスペースの課題としては、箱を用意したとして都市圏のコワーキングスペースとは違い、四六時中人が集まってくるという状況にはなりません。こちらのオーナーの思いとしては地元の特に若い人たち(こちらだと20代から40代)が地元から都市圏に出ていくことなく地元に居ながら全国や海外とビジネスが出来るように集う人たち同士が科学反応を起こして欲しい、そんな思いがあるようです。

私は、都市圏のコワーキングスペースを良く利用していましたがそこに集う人たちが自由にカフェスペースで会話できる雰囲気が出来ています。一方、地方だとなかなか見ず知らずの人に話しかけるのも、話しかけられるのも警戒される傾向にあるように感じます。これは本当に地方あるあるです。

そうなると科学反応を越させるトリガー的役割の人たちが、このワーキングスペースでは必要になります。「estacion」のコミュニティマネジャーの方は地元の方でお話したところ人と人と繋げる役割をどう進めていくのか考えている最中ということで、私も微力ながらご支援させて下さい!と立候補しましたw 早速、あるべき姿と現状、そしてあるべき姿に向かって考えられる問題定義を一緒に考えるところから一緒にお話し出来ればと思っています! あ、この進め方にピンときた方いるかも!w

こういうコワーキングスペースは利用者が沢山いないと運営経費が賄えないですから、カフェスペースでお茶しに来る人以上に、コワーキングスペースの利用者を増やすことが当面の課題なると考えます。特に時間課金での利用者よりも月額会員やシェアオフィスの長期契約などを増やす必要がありますよね。ただ、都市圏とは違い通勤や外回りなどに車移動が当たり前なので、わざわざコワーキングスペースに月額会員となってまで利用したいと思わせる「estacion」の地元におけるコワーキングスペースとしての存在価値をどんどんブラッシュアップして行かないとなりませんね!お役に立てるように私も協力させて頂きます!※頼まれてもいませんが。。。w

私も、やっと八戸商工会議所のエキスパートバンクへの登録も終わり、青森県内の事業者からの経営指導依頼があれば対応が出来るようになりましたので、とにかく東北地方をDXで強くする!という思いを、まずは八戸から徐々にスタート出来ればと思っています!

なんか、八戸に出来た小さなコワーキングスペースの話でしたが、ここまでお読み頂きまして有難うございました!

八戸に出張でお起こしになりましたら「コワーキングカフェestacion」を是非ご利用ください!

以上、八戸からでした!

塩谷


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DX=Digital Transformation デジタル人材 研修

山形県主催の雇用促進事業デジタル人材育講座に登壇させて頂きました!

皆様、こんにちは!
ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ
代表の塩谷です。

いよいよ年末を迎える時期に来ていますね!早い1年でした。
寒波も来るということですが、先日、雪の山形にお伺いしてきました。

実は、山形県の事業として「デジタル人材スキルアップ事業(求職者対象)」が開講され、その基礎研修講座の午後の部を3時間担当させて頂きました。受講者の皆さんにデジタル人材が不足していること、またデジタル人材として身に着けておく必要がある意識、スキルなどゲストスピーカーとオンラインでつなげながらセッションを開催させて頂きました。

以下が今回の主催者情報です。

主催:山形県
デジタル人材スキルアップ事業(山形県地域活性化雇用創造プロジェクト事業)
問い合わせ・申し込み・運営:合同会社キラリドリーム


また、会場は山形県企業振興公社が山形駅直結でオープンした「スタートアップステーション・ジョージ山形」というコワーキングスペースです。なんと2021年11月18日にオープンしたばかりです。スタートアップの支援拠点としてオープンされました。山形県はどんどん攻めていらっしゃいます!

受講者の皆さんは非常に熱心にお話を聞いてくださりかなりメモも取られていました。本講座は1日だけではなく、多種多様な講座で構成されていますので受講者の方々も各講座への出席率が80%以上ないと認定されないことから、一生懸命受講されていました。特に地方では少しでも自分を磨いて賃金を上げていくことは重要なので、真剣さが伝わってきました。

講義は一人一人に発言を促すなどしながらデジタル人材として持つべきスキルは課題解決力(デジタル技術)ばかりでは不足であり課題設定力も必要であることをお伝えさせて頂きました。要は、問題解決力ですね。日本は技術先行型議論に走りがちなので気を付けてください!と、何度も何度も伝えました!w

オンラインによるゲストスピーカーは、南会津にゆかりがあり、東北地方をDXで強くしたいと言う思いに賛同頂きましたベルリッツ・ジャパン株式会社のITIC部部長である阿久津氏からデジタル人材が持つべき3つの要素についてお話頂きました。また、米国の大手SaaS企業に在職されているエンジニアの方からもデジタル人材として技術先行型だけの視点ではダメだというお話を頂きました。どちらもインタビュー形式で事業者側が求めるデジタル人材についてお話頂きました。受講者の方々からは実際に事業者側がデジタル人財を求めているという話を聞けて実感したという声も聞くことができ、初期研修以降の講座受講へのモチベーションが上がったのではないかと思います。

翌日は、日本マイクロソフト社の田澤氏による「Moon Shot」のワークショップを実施。非常に盛り上がりました!私は帰りの新幹線の時間もあり、車内から視聴のみとチャットで参加しておりました。あっという間に宇都宮まで来てましたw

さて、今回、私がこのブログでお伝えしたいことは講座の内容というよりも山形県が県内でデジタル人材を増やそうという初の試みを今回事業として本腰入れて開始されたこと、そしてデジタル人材育成だけではダメで、それらの人材を受け入れる企業側も同様にデジタル人材を活用できるようにしなければならないという認識のもと取り組みを考えられている点です。

まったくその通りですね。

今回、この講座運営支援で山形県立産業技術短期大学校の学生や山形大学の学生、東北芸術工科大学の学生達も多数参加していて、二日間の講座の中で運営支援しながらワークショップにも参加されたのですが、彼らがしっかりとデジタル人材として社会に出た後、採用した側のデジタル人材活用戦略により貴重な若い人材を生かせるかどうか決まるなぁと危機感を覚えました。山形県からも本事業担当者方々参加されていたのですが、山形県産業労働部の方とお話させて頂きましたが、地元企業のデジタル力の強化も同時に行っていかないとならないと仰っていました。

県外に若い人材が流出してしまうと東北地方のデジタル力が弱まります。ただ、これは地方経済の活性化という課題と合わせて考える必要があります。しかし、数年経っても大きくは変わらないのなら、とにかくデジタル人材を山形県として県内で育成して行こう!という取り組みは、とても大きな取り組みだと感じました!

今回運営支援で協力して下さった学生の皆さんや指導されている先生ともお話の機会を頂きましたが、送り出す学生達が巣立って活躍してくれることを切に願っていらっしゃいました!私は、本当に採用する企業側はこの企業な若い人材を自社の型にはめようとしないでのびのびとデジタル・トランスフォーメーションにチャレンジさせる育成をされるべきと思います

今回、この山形県の事業を実際に運営している地元のコンサルティング企業である「合同会社キラリドリーム」の代表の齋藤さんには貴重な機会を頂き感謝致しております。

事前準備としてチラシも興味を引くように作成されたりして!

また、東北地方をDXで強くしようという取り組みに共鳴して頂きまして参考図書をご提供頂きました株式会社ビジネス・ブレークスルーの高松康平執行役員にも感謝申し上げます!

ということで、私自身、東北地方をDXで元気にしたいという思いで今年開業しましたが、出身地の青森県(八戸市)よりも先に山形県で少しでもお役に立てたことが2021年12月において大きな喜びとなりました。

皆様、本当にこの度は貴重な機会を頂きまして有難うございました!

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DX=Digital Transformation News Radio インサイト(気づき)

「音声配信」第4回:音声版事例紹介 ベルリッツ・ジャパン様に聞くDX人材やビジネスリーダー像

皆様、こんにちは!
BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES
代表の塩谷です。

さて、先日、「お客様事例のご紹介」ページを公開させて頂きましたが、新たな試みで「事例連動型の音声配信」も公開させて頂きました。

「音声配信」:第4回 ベルリッツ・ジャパン様に聞くDX人材やビジネスリーダー像
※上記の音声配信タイトルをクリックすると音声配信のstand.fmに移動します。

ベルリッツ・ジャパン様の事例紹介のURLは下記のタイトルをクリックしてください。

事例紹介:ベルリッツ・ジャパン様の事例紹介

ベルリッツ・ジャパン株式会社のITIC部 阿久津部長、人事部 小田課長が課題や、DX人材像やビジネスリーダー像などについて語って頂いています!

事例紹介ページでは語り切れなかったお話を、その場に同席している感覚でお聴き頂けますと幸いです!

阿久津部長、小田課長、改めましてお話をお聞かせ頂きまして誠に有難うございました!

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DX=Digital Transformation Radio インサイト(気づき) デジタル人材 研修

2000年生まれのデジタル世代が間もなく社会人に!経営資源として有効活用出来るか否かは経営者次第?

皆さま、こんにちは!
ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ
代表の塩谷
です。

前回は、

DX戦略を、思い切って最初は180度 真逆から考えてみては?

について話してみました。
※上記タイトルをクリックすると前回の投稿をご覧いただけます。

さて、今回はデジタル人材を活かすも殺すも経営者次第というお話を致します。

早いもので2021年も残すところ2.5ヶ月。気が付けば2000年も21年が経とうとしています。

そして、気が付けば、当然、2000年生まれの人達が社会人として世の中に出てくる時が到来です

少し自分を振り返ると、IT業界で90年代に働き始め1998年頃から「2000年問題」が取りざたされ、その対応に絡む案件が増えてきたことを覚えています。

そして2000年に入り8年後にはiPhoneが世の中に現れました。2000年生まれの子供が8歳ですね。

考えてみてください。「おぎゃー!」と2000年に生まれた子供達の家には、既にデジタル家電、パソコン、携帯などが当たり前にあった環境だったでしょう。

彼ら世代は「デジタル」という言葉は空気同様に当たり前に存在していて、意識して「デジタル化!」と発する言葉ではない世代と言えませんか?

実は、先日、2000年生まれの大学生の甥っ子から、こんな質問を受けました。

甥:「おじさん、就活ではやっぱりDXとかって言葉は意味を知っておいた方がいいの?」

私:「え? まぁ、最近の流行り言葉だからなぁ。一応意味は知っておいた方がいいとは思うよ。聞かれるかもしれないから」

甥:「そうなんだ。しかし、デジタル・トランスフォーメーションって言うけどさ、企業ってそんなにデジタルを求めてるの?」

私:「? どういう意味?」

甥:「先輩が入社した会社では営業のデジタル・トランスフォーメーションとかいってSalesforce入ったらしいけど、それってそんなに特別なことなの?」

私:「いや、IT業界にいるとそんなんの普通なんだけど、まだまだそこまで進んでいない企業が日本には沢山あるんだよ

甥:「なんかおかしいよね。だって、高校時代から当たり前にOffice365を使ってたし、大学に入学したらOffice365でレポート作成して課題提出してた。それにサークルではGoogle Drive使って写真アップしてたしZoomでゼミのミーティングをやってたよ。それにさ、俺、キャンパスには大学1年しか通ってなくて、2年生から今日までオンライン授業でディスカッションとか課題提出とかを教授と行っているからデジタル使うって当たり前なんだよなぁ。LINEも友達や家族で普通に使ってやり取りしてるし。そもそも家に電話無いし。パソコンはキャンパスのを利用するから自宅に無いんだよなぁ。」

さて、経営者の皆さん、人事部門の皆さん、この会話を聞いてどう思いますか?

この様な2000年生まれの世代が入社してきます。経営者の皆さんはこのことをどれだけ深刻に受け止められていますか?

デジタルを意識することなくプライベートな時間や学業で使いこなす世代が入社してきます。

その彼らに対して

「あなたの企業はどの様な人材育成を行いますか?」

3年前の新人研修と同じ研修内容ですか?
昔から変わらない社内業務ルールを叩きこみますか?
その前に、その業務ルールを見直せませんか?
デジタル化出来ませんか?


私なら新入社員の人達に社内の紙ベースで行っている各種業務プロセスの改善検討をさせます!

なぜなら、その方が、過去の慣習や組織間のしがらみ等を気にすることなく、あっという間に世の中のデジタルツールを活用した沢山アイディアを出してもらえる可能性が高いからです。

そして何よりも、彼らはデジタルを空気の様に意識していないので「さぁ、DXやるぞ!」ってことなく自然なアイデアが出てきます。問題解決のアプローチ方法やプロセスは後からコーチイングすれば良いのです

折角、2000年生まれで自然とデジタル環境で育った学生を採用したものの、入社後に行う研修内容によってアナログ人材にダウングレードさせてしまうリスクはありませんか?

2000年に生まれたデジタル世代の新入社員を受け入れる側も、当然デジタルを当たり前に活用して事業、業務が行われていなければ以下の二つの事象が起き始めます。

  • 愛想つかして転職される
  • 仕事とプライベートを分けて考える様になり、仕事にデジタルを活用しようとしなくなるか、諦めて仕事をこなすのみとなる。※デジタル世代を有効に活用出来ない。

    私は昭和生まれで社会に出たのは平成最初の頃の昭和の香りが色濃く残っている時代です。あれから30年近く過ぎました。IT業界の初期に働き始めた事でテクノロジー面での進化を体感する機会に恵まれました。

    しかし、テクノロジーは進化しても多くの企業では、企業文化が旧態依然としている印象が拭えません。そんな50歳の私も2000年生まれの人から見たら化石でしょう。

今は令和です。2021年です。2000年から21年経ちました。でも、デジタル化が進まない企業が多くいることが、このコロナ禍の2年で露呈しました。

改めて思います。。。

 「2000年生まれのデジタル世代の社会人が、今後どんどん入社して来ます。この経営資源であるデジタル人材を活かして組織を変革出来るか出来ないかは、経営者のみなさんの問題意識次第です!」

最後に、2000年生まれの学生達(大学3年生)が、大学1年生と話すと「彼らは別の人種だと感じる」と言っていました。

わずか2,3歳の差でもデジタル格差があり進化のスピードが違うことを意識して、企業側は新入社員を受け入れましょう!

今回も、ここまでお読み頂きまして有難うございました!

音声配信も開始しました!
基本的にブログ連動型で15分から20分以内でつらつらと話しております!

音声配信リンク:
BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES RADIO 
↑こちらをクリックするとstand.fmに移動します。

お問い合わせはこちらからどうぞ!

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【音声配信】第3回:DX戦略ではデータは経営資産です。ただ集めても宝の山にはなりません。

皆様、ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ
代表の塩谷です。

さて、今回で第3回目の配信となります。
今回は8月に投稿したブログと連動しております。

投稿したブログは以下のタイトルからどうぞ!

「DX経営戦略では、データの経営資産化が大事だけれど。。。そもそも社内にあるデータは宝の山ですか?」エピソード1

「DX経営戦略では、データの経営資産化が大事だけれど。。。そもそも社内にあるデータは宝の山ですか?」エピソード2

今回も、色々と語っております! 約19分間の配信です。

stand.fmリンク:
  【音声配信】第3回:DX戦略ではデータは経営資産です。ただ集めても宝の山にはなりません。 

今回も、元放送作家からのアドバイス通り、初回配信より3倍テンション上げてオープニングから頑張っております!

少しは硬さが取れてきたと思いますw

やっぱり、ひとり語りは難しいですね。。。
早くゲストを招待するべく交渉開始しております。。。

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DX戦略を、思い切って最初は180度 真逆から考えてみては?

皆さま、こんにちは!
ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ
代表の塩谷です。

前回は、

「日本企業はDXを我が社もやらなきゃ!という強迫観念に駆られてDX戦略に取り組んでいないか?」

でした。

さて、今回は

「DX戦略を、思い切って最初は180度真逆から考えてみては?」

と思い切ったことについてお話してみたいと思います!

では、始めましょう!

DX戦略の進め方については世の中多くのイベント、セミナーが開催されて、その道のエキスパートの方々によって語られていますよね。

この人たちが全員集まって日本企業の数社を担当すればDX戦略が成功すること間違いないのになぁと真剣に思います。

しかし、このエキスパートの方々が全ての企業のDX戦略を支援するなどは到底無理な話です。

やはり、多くの中小企業、特に地方の中小企業の方々については自力でDX戦略を考えないとなりません。

「うちは、大手じゃないからなぁ、社員数も少ないし、DX?なんて必要ない」

「うちにはデジタル人材なんて採用出来ないよ。地元にもいないしね。みんな若手は東京に行っちゃうよ。」

先日、東北地方の某企業経営者の方々から聞いた言葉です。

       この思考は完全にアウトです! 

と、忖度なく言ってしまうといけませんね。すみません!

普通に考えてみて欲しいのですが、世の中のほとんどの企業はデジタルの道具を利用して業務が行われています。

先日訪問させて頂いた東北地方の酒蔵様でも何百年の歴史はあるもののデジタルを今後は活用していかないと後継者探しが困ると言っていました。

その酒蔵様の場合には、お酒を造る工程にデジタルを活用したいというご相談でした。でもどこから始めたらいいか分からないと。

大手企業でDXをご検討されている方も、中小事業でDXをご検討されている方も、

「あー、DX検討に行き詰まったなぁ、どう突破したらいいかな?」

と思われたことありませんか? 国内外の大手ITベンダーに声をかけて「DXの事例を幾つか持ってきてください」と連絡されたことがある方も読者の中にはいらっしゃるかもしれませんね。

その時に、持ってきてくれた事例を聞いてどう思いましたか?

例えば。。。あるITベンダーから海外の事例を持って来てこんな事例を説明したとしてます。。

「弊社のDX事例としましては、北欧の漁業において事例がございます。弊社のAI技術を活用したエッジAIのセンサーをはえ縄に取り付け、ソナーによる魚群探知に加えて、より海の中の状況を正確に漁船側で把握することで、はえ縄の高さを変えたり、漁船の位置を適切に移動させ漁獲の精度を高めるための漁業のDX戦略のご支援をさせて頂いております。その技術ですが。。。」

と、自社の優位性を延々と説明し始めます。事例紹介依頼をした企業が漁業とは全く関係ない企業であっても。。。

海外の複数の某ITベンダーで働いたことがある私としては、ベンダー側の営業担当者の気持ちは痛いほど分かります。

なぜなら、日本のDX戦略は海外に比べれば三周以上遅れていて国内のDX事例が豊富にないので、海外本社から事例を集めてくるという行動を取るしかありません。海外のDX事例の方がキラキラしていますから。

一方、事例紹介を依頼した側からすれば「なんかとっかかりのヒントを得られるんじゃないか?」「自社のDX戦略のテンプレートが得られるんじゃないか?」そんな淡い期待を持っているかもしれません。

結論から言うと、そんな旨い話はありません!
※自戒の念も込めて申します。。。

示された事例に出てくる企業のDX戦略ストーリって経営者の意思決定力、企業文化、DX担当社員のスキル、ヒト・モノ・カネ、DX戦略プロジェクトに絡む外部パートナー企業とのチーム体制などなど、事例紹介資料には書かれていない要素があるからこそ出来ています。この書かれていない要素こそが大事なんですけどね。こういう情報は本当に資料には書かれていませんよね。

それを意識せずに提示されたDX事例をみて「なんか、うちも出来そうだ!」と思われる方はいないとは思いますが、失敗する可能性大です。

確かに、業界問わず、大手企業、中小企業問わず、共通してデジタル化した方が良い領域はあります。しかし、全く同じ結果を得られるかと言うとそうはなりません!!

だって、同じヒト・モノ・カネを持っているわけではないし、経営者の意思決定の際の判断基準も違います。

モデルさんの着ているお洒落な洋服と、持っているアイテムまで同じものを購入しても「あれ?なんか違うなぁ」となるとの同じです。※個人的には、そうじゃない人もいるので悔しい時がありますがw

そうなのです! 企業にも個性があるので、その個性に合ったDX戦略が必要なのですから、最初に自分達で考えるのことが一番大事なんです!!

だって、自分の会社のDX戦略検討課題なのですから、自分達で最初に課題解決に向けて考えることは当然ですよね? 最初から外部に任せてどうするの?って思いませんか?

ここまでの前振りにお付き合いくださいまして有難うございます!! 

そこで、私がデジタル人材を確保できない地方の中小企業の皆様に、DX戦略を検討する際のキッカケづくりとして、最初に自分達で下記の事をやって頂いています。

「現状と180度真逆からDX戦略を考えてみてください」

これだけです。

やり方はシンプルですが、一つだけ制約があります。

「実際に出来る出来ないは脇に置いて考えること」

具体的には、以下の様にDX戦略アイディアをどんどん挙げて行きます。その際に、現状と真逆に考えます。

現状=リアル
真逆=デジタル化

と理解してください。そして、以下の様にどんどん挙げて行きます。

  • 店舗販売業 → 無店舗で販売するにはデジタルをどう活用すればいいか? ※無人店舗ではないですよ、無店舗ですよ!
  • 営業が訪問 → 営業が一切訪問しないで、人を介さないで営業するにはデジタルをどう活用すればいいか?
  • 飲食店 → 注文受けから調理、料理運びまでデジタルを活用して一切人を介さないで楽しんでもらうにはどうしたらいいか?
  • 学習塾 → 教室に集合することなく、人間の講師も一切持たないで塾を経営するには、どのようにデジタルを活用すれば良いのか?
  • ごみ収集業 → 人的要員を全く使わずに、各担当エリアのごみ回収するために、どのようにデジタルを活用すれば良いのか?
  • 自動車ディーラー → 人的要員の全く介さないで車の営業を行うために、どのようにデジタルを活用すればいいのか? ※ホンダが始めましたね。
  • 社内業務 → 総務部門ぼ業務を全て自動化するためにはは、どのようにデジタルを活用すればいいのか?
  • 日常の買い物 → ネットスーパーで毎回注文することもなく、しかも配達時間の間待つことなくするために、デジタルをどう活用すればいいのか?※これ家電メーカー、建物ディベロッパー、小売店連携がヒント!
  • 乳幼児を持つ両親 → 赤ちゃんの泣きごえやおむつの状態を感知し知らせ、ミルクを自動的に適温で作ってくれるためには、デジタルをどう活用すればいいのか?

他にもいろいろある思います。これをワイワイガヤガヤしながら、とにかく固定観念を脇のいて、実現できる出来ない関係なし、どんどん挙げていくのがコツです。これがなかなか出来ない日本企業多いです!

ちなみに、海外の方と実際に行ってみたところ沢山のアイディアが出てきました。やはり、ディスカッションやブレーンストーミングなどへの慣れの違いでしょう。。。

次に、沢山出てきたアイディアから幾つかを選択して具体的検討に入ります。この時に大事なポイントがあります。

「デジタルとリアルのバランスを意識する」

です。

現実的な問題として、出てきたDXアイディアの中で完全にデジタル活用だけで実現できるアイディアは少ないでしょう。何かしらリアル(現実的)に対応が必要が領域が出てきます。

そこで。。。

「180度真逆=完全DX化から、少しずつリアルに近づけていく」

0度=リアル(現状)、180度=完全デジタル化と定義して、少しずつリアルな方向に寄せて行きます。

要は、デジタルとリアルのバランスを取っていきます。この時の取り組みの方向性があります。

「リアル(現状)のプロセスの可視化とデジタル化した場合のプロセスの可視化を行う」

必ず、人は何かを行う時には動機がありプロセスが存在しますよね。生まれたての赤ちゃんがいるご両親の場合、3時間置きの授乳とか、おむつ交換などのプロセスがあります。

なので、まずは、リアルのプロセスとデジタルのプロセスの可視化を行い、二つを上下に並べてどこのプロセスをデジタル化すればお母さんが短い時間でも安心して睡眠が取れるのか?皆で、可視化された二つのプロセスを見ながら議論していきます。

注意点がありますが、これをやり始めるとなぜか段々と180度真逆に振ったデジタル化のアイディアが出ていたのに、気が付くとリアル(現状)とあまり変わらないという状況になる場合が見受けられます

私がコーチ型コンサルティングでミーティングに参加させて頂く場合には、最初に課題に取り組んで頂いた後、一緒に伴走型で議論をリードしますが、これを読まれてご自身で取り組まれる場合には、

時々、リアル(現状)と変わらないという状況になっていないか振り返ってください。

DX戦略は「リアル」と「バランス」が大事です!! それによって生み出される価値が変わってきます

是非、日本から世界に展開されるDXが生まれたらと思います! 私としては地方から海外に広がっていくDX戦略がどんどん生まれて欲しいと思っています!

DXは都市圏企業だけが取り組む話ではないのです。

では、今回もここまでお読み頂きまして有難うございました!

音声配信も開始しましたので、お時間ある時にでも下記のリンクからアクセス頂きお聴き頂ければ嬉しいです!
二回目からはガチガチ間が無くなってます!

音声配信:
BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES RADIO

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DX=Digital Transformation インサイト(気づき)

 「日本企業はDXを我が社もやらなきゃ!という強迫観念に駆られてDX戦略に取り組んでいないか?」

皆さま!
ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ代表の塩谷です。

このブログを青森県八戸市より書いておりますが、ここ数日、朝晩が冷え込むようになってきました。2週間前に来ましたが、一気に朝晩冷え始めました。今は大雨です。

ちなみに、明日はまた関東に戻ります。

前回は。。。

「地方と都市圏の経営情報の格差はデジタル化だけじゃ解決しない?「キッカケ」づくりが大事かも?」

でした。この2週間、八戸市にて地元企業の経営者の方などからお話をお聞きしましたが、本当に「経営情報の格差」を痛感しています。なんとかお役に立てるような方法を考えねば。。。

さて、今回は、

「日本企業はDXを我が社もやらなきゃ!という強迫観念に駆られてDX戦略に取り組んでいないか?」

というお話です。

それでは、今回も張り切ってまいりましょう!

,4年程前からデジタル・トランスフォーメーション(DX)に取り組むことを中期経営計画に宣言されている企業が多く目にするようになりました

そこで、皆さん、今、試しにグーグルで以下の様に検索ボックに入力してみてください。

「2019年 中期経営計画 デジタルトランスフォーメーション」

どうですか?実に沢山結果に引っ掛かってきましたよね。

検索結果をひとつひとつクリックして確認する必要はありませんよ!興味あれば別ですが。

表示された結果にはデジタルトランスフォーメーションという言葉が使われている部分が太字になってサマリーに表示されていると思います。

多くの企業が2019年からの2023年にかけて「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」に取り組むということを宣言されています。

(ちなみに、以前に投稿したブログでも触れましたが、DXという言葉は2004年にEric Stoltermanの論文で使われたのですが、今頃バズっています。。。)

ということで、気が付くと2021年も残り三ヶ月で終わります。中期経営計画でDX戦略に取り組むと宣言されている各社様のDXの進捗は、どこまで進んでいるのだろうか?

全く頼まれもしないのに、私は勝手に心配しています!笑

過去に幾つか投稿しているDX戦略関連についてのブログの中で、DXは社内向けDXと社外向けDXの二つに大きく分けられると書きました。

あくまでも個人的な予想でしかありませんが、多くの企業はキラキラした社外向けDXを考えて新たな事業を生み出す思いでスタートしたものの、思いのほか実験レベルで未だに試している状況という企業が多いのではないでしょうか? 検討だけで実験すら出来ておらず、やたらとAIとかIoTとか海外事例を調べまくっているレベルで留まっている企業もいらっしゃる企業もいらっしゃると思います。

一方、キラキラ系DX戦略なんて考えられないしなぁ、時間もないしなぁ。。。ひとまず、社内向けDX(システム化です)を幾つかやろう!そんな感じで社内業務の効率化をデジタルツールを導入という形で推し進めている企業も多くいらっしゃると思います。あ、あくまでも、私の見聞きした範囲でのお話ですよ!!!

私は、日本企業のDX戦略への取り組みを客観的に見ていて、最近感じることがあるんです。

ほんと言葉を選ばずに言うと。。。

「日本企業はDXを我が社もやらなきゃ!という強迫観念に駆られたDX戦略に取り組んでいるのではないか?」

ごめんなさい!! すみません!! 
でも、本気でそう感じるんですよね。

このブログを読まれている方の中でDX戦略企画を担当されている方や、経営層の方でDX戦略をどうしようかと考えられている方にお聞きします。

「なぜ、DX戦略をあたなの会社では行わなくてはならないのですか?」

「必用に迫られたからDX戦略を行っているのでしょうか?」

それとも、

「絶えず新しいデジタル技術を取り込んで経営力を高めたいので楽しみながらDX戦略を行っているのでしょうか?

「流行りだし、競合もDX戦略の取り組みを宣言しているから取り組んでいるのでしょうか?」

私は日本企業と外資系のIT企業数社で働いていました。ある米国のIT企業に在職していた時に米国本社との打ち合わせで現地の企業とDXについて話す会議に参加しました。

彼らがとても楽しみながらDXに取り組んでいることに衝撃を受けました。
※そもそもDXという言葉すら使ってなかったです!

彼らのディスカッションに参加していても、とにかくチームメンバーは各自の発想や発言内容が実現できる出来ないにかかわらず、どんどん放たれてチームで検討され「お、いいね、その意見と、その意見は後で直ぐにやってみよう」とアジャイルのプランを直ぐに話し合い、翌日にはスタートしていました。失敗してもOKだそうです。その方が考える要素が見えるので質が高められると言われました。そして、デジタルの世界だから失敗しても何度でもやり直せばいいと。なるほど、徹底的にアジャイルの考え方だなと。今から3年前の米国での会議に参加した時の経験です。

そして、その訪問した企業は米国の大手カフェ事業を展開する企業なのです。先方の責任者と会議後、カフェで雑談していたのですが、その時に話してくれた言葉が未だに私の記憶に残っています。

「マサシ、デジタルの世界とリアルな世界を行ったり来たりしながら、ちょうどよいバランスを探すのが大事なのさ。うちはカフェ事業だから100%デジタルにすることは目指していない。だって、人を相手にしたサービスだからね。デジタルを使った方が従業員もお客様も喜んでくれて、心地よいカフェの雰囲気と商品をバリューとして提供出来たらいいのさ。マサシ、バランスだよ」

えーっ! でも、米国の大手スーパーが無人店舗に取り組んだりとかしてるじゃやないか?と尋ねると、彼はこう返してきました。

「スーパーってさ、自分でスーパーまで足を運ぶよね。店内に入る時に自分でカートを持ってきて、自分で並べられた商品を見て回り、自分でカゴに入れるよね。そして、自分でレジで会計するよね。商品陳列を綺麗に飾っているけど、スーパーに訪れた買い物客はスーパーの倉庫内を歩いてレジに向かっているだけさ。セルフレジが無いところは店舗に入ったあと店員と接点もつのは、基本的にレジの時だよね。 彼らが無人店舗にするのはやりやすいし、顧客には受け入れられやすいのさ。 基本的にセルフサービスだし。だから、彼らにとってのデジタルとリアルのバランスとしてデジタル100%に振ってもいいのさ。ようは顧客の求める価値に合わせてバランスを取るのさ」

この彼の言葉は、私のその後のDX戦略検討のコーチ型コンサルティングを行う時の意識するポイントのひとつになっています。

この大手カフェ企業と、大手スーパーは、デジタルを活用しているという点では同じで、どちらも企業と顧客の両方にとって価値を創造しているのですが、顧客が求める価値がそれぞれ違うんですよね。

要はデジタルとリアルのバランスをどう取るかが競合他社との差別化につながるのですね。

皆さんが、現在取り組んでいるDX戦略においてデジタルとリアルのバランスはどうですか?

社内DXなら経営層と従業員の双方が喜ぶバランスの取れたDXの価値を創造出来ていると言えますか?

社外DXなら企業と顧客の双方が喜ぶバランスの取れたDXの価値を創造出来ていると言えますか?

今一度、一旦、客観的に自社で取り組んでいる社内、社外向けDX戦略を点検してみるのも良い時期かもしれません!

実は、この彼とカフェでコーヒーを飲みながら、デジタルとリアルのバランスを考える時のシンプルでありながら、深い(時に難しいのですけど。。。)方法を伝授してもらいました

その方法は特段珍しくないのだけど、本気でやっている企業は少ないだろうなと思います。日本企業の文化でそれをやると「無駄な会話だ」とか言う人が必ず現れると思います。。。

その思考法については、ちょっと、テーマが違うので別のブログとして投稿してみようと思います。それか最近始めた音声配信にて言葉で伝えた方が伝わるのかなとも思ったりしています。

音声配信のリンク:こちらでフォローお願いします!PCでも聴けます!

下記リンクが音声配信のチャンネルなります!
BLUEWOODS STRATEGIC ASSOCIATES RADIO | stand.fm

皆さん、どちらがいいですかね?笑

自分で決めろって話しですが!
両方やればいいのか?

コーチ型コンサルティングのお問い合わせはこちらをクリックしてください!

ということで、今回もここまでお読み頂きまして有難うございました!


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DX=Digital Transformation Radio インサイト(気づき)

【配信】第2回:何故、DXを技術先行で検討しようとするのか?

皆様、ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ
代表の塩谷です。

さて、昨日の初配信に続きまして第2回目の配信となります。
今回は7月に投稿したブログと連動しております。

投稿したブログは以下のタイトルからどうぞ!

  「なぜDXを技術視点から 検討し始めるのか?」

今回も、色々と語っております! 約17分間の配信です。

stand.fmリンク:
   第二回:何故、DXを技術先行で検討したくなるのか?

今回は、元放送作家からのアドバイスで、初回配信より3倍テンション上げてオープニング頑張っております!

ひとり語りは難しいですね。。。早速、ゲストを打診し始めました。。。

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DX=Digital Transformation インサイト(気づき) 研修

地方と都市圏の経営情報の格差はデジタル化だけじゃ解決しない?「キッカケ」づくりが大事かも?

皆様、こんにちは!

ブルーウッズ・ストラテジック・アソシエイツ代表の塩谷です。

前回は、

「社内の各種会議資料とゲームの手法を組み合わせると効果出ると思いませんか?」

でした。

ありがたいことに本件でのご相談を頂きました!
書いたことが少しでもお役に立つのは嬉しいです!

さて、今回は、

 「あー、地方と都市圏の経営情報の格差はデジタル化だけじゃ解決しない?「キッカケ」づくりが大事かも?」

というお話です。

では、今回も、はりきって行きましょう!

今、私は、このブログを、出身地である青森県八戸市で書いています。

幼少期は生まれた八戸市を皮切りに、父親の仕事の関係で東北地方を転々とし、また、北陸は金沢市にも住むなど、多くは雪の多い地域を巡っておりました。

ところで、地方に住んだことがある方なら分かるかもしれませんが、こんな経験ありませんか?

  • 野球中継をテレビで観ていると「一部の地域を除いて中継を続けます」とアナウンスが流れ、中継が終わった時、自分の地域がその一部の地域だったことに衝撃を受けました。。笑
  • ラジオを聴いていると「ここで、〇〇放送、〇〇放送・・・(複数の局名が読み上げられる)をお聴きの皆様とはお別れです」
  • バラエティ番組を観ていると、某番組内でお笑いタレントさんが路地裏散歩しておいしいものを食べるコーナーだけを切り抜いて2週間分をつないだ番組が放送される。
  • アニメなどは、都市圏とは違う時間帯や曜日で放映される。※私の記憶だと。。。最終回まで放送されないで打ち切られたアニメがあった気がする。。。なので、最終回を知らない。。。
  • 全国版のニュースはNHKだと朝と19時時と21時くらい。その他は、夜の全国版ニュース番組や昼のワイドショー系が唯一の全国版の情報資源の入手。
  • そもそも、民放チャンネル数が3以下だったりする。※同じ地域でも場所によって映らないチャンネルもあります

    挙げるとキリがないです。

このブログをお読みにならている方々の中には、現在も地方にお住まいの方、地方から東京、大阪など都市圏に来られている方もいらっしゃるかと思いますが、他にも沢山のあるあるを挙げられると思います。

実は、上記に挙げたあるあるは、私が地方に住んでいた小学生や中学1年生の頃の経験です。約35年近く前の話です。

夏休みなどに東京の親戚の家に行く度に。。下記のようなことを感じていました。

「なんで東京は、こんなにチャンネル数があるんだ!!!」

「なんで既に〇〇のアニメが始まっているんだ!!!」

「あれ?夕方の6時のニュースのキャスターが違う!!」

「ラジオ局が沢山あるじゃん!!!」


もう、東京の親戚の所に行く度にメディアにおける地方と都市圏の格差を感じました。もう一度いいますが、約35年も前のあるある体験を書いています。

そして、今、このブログを書いている青森県八戸市では私が困っていることは何かというと。。。

  • 関東圏で毎日情報源として観ていてるテレビ東京のワールドビジネスサテライトが観れない
  • 地元の局にはビジネス系の番組が殆ど無い
  • 毎日聴いているラジオが聴けない。※アナリストやジャーナリストがゲストの番組など
  • 本屋に行くとビジネス系、経営書、経済書などなどが圧倒的に少ない ※大型の白山台にあるTSUTAYA書店は豊富ですが。。。

他にもいろいろありますが、概ね35年前と同じ感覚を覚えました。では、私はこれらに現在はどう対処したか?

  • ラジオは「Radiko」というアプリでいつも聴いていますが、地域が変わると今まで聞けていた番組が聴けなくなったので有料会員契約し全国のラジオ局が聴けるようにした。
  • テレビ番組については、自宅(関東)の録画機器に宅外視聴機能があり自分のスマホを登録しているのでチェックする番組をリモートで録画設定して視聴しています。
  • 見逃し配信系アプリを使って、ネットで観たりもします。
  • 書籍については地元の書店は使わずにアマゾンで購入。プライム会員なので基本翌日到着ですが、八戸市には翌々日に配達されます。
  • その他の国内情報、海外の情報などはインターネットで確認が出来ますね。

ひとまず、上記の対応で地方にいても情報格差をなるべく無くすためにデジタルを活用しています。これはデジタル活用が当たり前の人にそうなのですが、地方ではそうでもないのです。そもそも、関東圏でビジネス系の面白い番組が放映されていることを知らなければ、ネット観れるようにしようという行動を起こしませんよね

但し、都市圏と地方で情報格差が起きにくいコンテンツがあります。

「エンターテイメント系です!」

これについては、多くの方はYouTubeで視聴されたり、見逃し配信で視聴されています。あくまでも個人的な範囲での理解ですがエンターテイメント系については、特定世代間では情報格差が無いと思います。

ところがです!!

何故かビジネス領域となると情報格差が起きています。

地方企業においても社員にスマホを持たせている、もちろん個人用にもスマホを持っているはずなのですが。。。

そこで、ちょっと、昨夜、布団の中で想い巡らしてみました。。。

「テレビ局、ラジオ局はたしかに各地域で局が違うが、Radikoなどのアプリを使えば全国の局はほぼ聴けるよなぁ」 ※手段の課題はデジタルでクリアできます。

「ビジネスに関する国内外の情報についてはインターネットがあるのだから、リアルタイムに確認出来るよなぁ」 ※これも手段の課題はデジタルでクリアできますよね。

「何かビジネスについて学びたいという時は、世の中沢山のオンラインサービスがあるから受講できるよなぁ」  ※これもやっぱり手段に課題はデジタルでクリアできますよね。

都市圏だろうが、地方だろうがインターネットが使える環境にあれば、デジタルの手段については全国同じ条件ですよね。

じゃ、なぜ、ビジネスにおいて地方と都市圏で経営情報の格差が起きるのか、更に思い巡らせていました。。。。

そこで、

「そもそも、なんでいつも毎日インターネットにアクセスして検索するのだろうか?」考えてみることにしました。

※寝床で考えてるので眠れなくなりましたが。。。

私がいつもネットへアクセスする場合の行動ステップ(検索編)

  • Step1:(????)※後に仮説を書いています!
  • Step2:スマホを手に取り検索する。
  • Step3:検索結果に表示された幾つかの記事から自分が求めている情報に関する記事を読む
  • Step4:幾つか読んだ記事から得た新たな情報や気になったことを、更に検索して調べる

 上記のStep3からStep4は繰り返されますよね。

では、Step1って何でしょう?

私は、「Step1=検索するキッカケの発生」と考えました。
検索しようと思わなければ行動しませんよね?

例えば、友達との待ち合わせや、営業周りの空き時間で時間を潰さなくてはならないキッカケが出来たので、スマホで何かしらを見ていると思います。何気なく見ている記事に気になることがあれば、クリックして読みますよね。

必要なら検索する。するとTwitter, Instagram, YouTube, デジタル版の新聞、デジタル版経済雑誌などなど、必要なら色々と情報を獲得しに行きます。

ここまでお読み頂いてピンと来たかもしれませんね!

そうなんです!

「なにかしらのキッカケがあるから行動を起こすんですね」

ざっくり仮設ですが。。。

【地方と都市圏の情報格差はデジタル活用が課題なのではなく、情報を獲得しに行く行動を促す「キッカケ」づくりに課題がある!】

しかし、ビジネスにおいてStep1のキッカケは、どこから来るのでしょうか?

ビジネスの現場では、Step1の「キッカケ」の多くは日々の経営活動、事業活動、業務の中からヒトが何か課題を認識することから発生し、興味を持ってステップ2に行くことが多いでしょう。

そのためには、自分のビジネス課題への意識を日頃から持っていないと「この問題を解決するためにはどうしたらよいのか?」と思考し、必要な情報を獲得しようというStep1につながりにくいですよね。

「経営情報を獲得にしにいくキッカケは、日々の経営活動の中でどれだけ課題意識を持てるか?」です。その感じた課題について興味を持って調べる、そして学習する、実践する。

実践から、また新たな経営情報を獲得するためのキッカケが生まれる。そうやって、キッカケの連鎖により経営に必要な情報や知識などを獲得していくサイクルが出来ます。

私はコーチ型コンサルティングとワークショップの組み合わせで、問題解決力高めるご支援をさせて頂いています。

でも、例えば1日、2日のワークショップ受講だけでは、実戦のなかで学びを実践するのは難しいです。なので、必ずワークショップ内では「自ら必要な情報を獲得しにいくキッカケづくり」を心がけています。

その為に、ワークショップ後にコーチ型コンサルティング(伴走者型)にて受講者の方々に「自分自身でキッカケづくりを実戦出来る様に」「上司が部下にキッカケづくりが出来る様に」ご支援させて頂いています。

ということで。。。下記に早速「キッカケ」づくりとして。。。

ビジネスの世界では、日々顧客(Customer)のニーズ・課題に対して自社の商品・サービスを通じて価値を提供し、Competitor(競合)とそれらのCustomerを奪い合い競争に勝つために、Company(自社)の競争力を高めるためのヒト・モノ・カネ・情報を常に意識して経営活動しています。

さて、ちょっと3Cに沿って書いてみましたが、特に地方企業の経営者の皆様、この「3C」って基本中の基本であることはご存じだと思います。また、自然と意識して経営されていると思います。

でも、実はそれぞれの要素について深く考えなくてはならないことが沢山あります! 経営に必須ですので調べてみてください!! そして自社組織の問題解決力の筋力をアップさせましょう!

そいうことで、強引に「キッカケ」を提供して終わります!!

今回もここまでお読み頂きまして有難うございました!

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